ホントは選びたい。だが、選べない。
あの機能がない
私がNVIDIAのビデオカードからAMDのビデオカードに乗り換えたのは、ゲーム性能を最優先として考えなかったからだ。
PCゲームの運用だけを考えれば、現時点ではNVIDIAのGeForceシリーズ、特にRTXシリーズを選んでおけばその性能は間違いない。というか、世の中のPCゲームのほとんどがコレを基準にしているんじゃなかろうか、と思うほど、NVIDIAに最適化されているようなまでにRadeonとは差が付く。
だが、それでもRadeon系を選んだのは、GPUの使い方がAMDの方が上手いと思ったからだ。
NVIDIA製のビデオカードは性能こそ随一のものがあるが、今の所追加機能が見当たらない。動画支援機能は搭載しているものの、それはDirectX準拠の動作を支援するものであり、機能としてWindows標準機能を超えてくるものはない。
だが、AMD製のRadeon系の場合、ここにFluid Motionという機能が付いてくる。
これはこのBlogでも何度か紹介しているが、秒間24フレームや30フレームの動画をGPUを使って中間フレームを生成、秒間60フレームにして動画再生できるように支援する機能である。
PCでゲーム以外の用途、例えば動画を観たりする用途がある場合、このFluid Motionという機能を使える状態にできれば、滑らかな動画で見ることができるわけである。
ところが、Radeon RX 5700シリーズをPCにビルトインして、Radeon Settingというドライバユーティリティをインストールすると…どうもこのFluid Motionの項目がないらしいのである。
Fluid Motion
このFluid Motionという機能は、基本的にはFluid Motionに対応したPowerDVD等の市販プレーヤーを使う事でこの機能を使えるわけだが、フリーの動画プレーヤーである「Media Player Classic Home Cinema」などを使うと、外部フィルタとして「Bluesky Frame Rate Converter」を使えるので、これを使う事でFluid Motionの機能をフリー環境で使用する事ができる。「Bluesky Frame Rate Converter」の作者には大いに感謝である。
このFluid Motionという機能を使用するとGPUの動画デコード機能を使うだけでなく、3D処理の負荷も上がる。つまり、この3D処理の負荷がFluid Motionの処理というわけである。
私が使用しているRadeon VIIの動画再生時のタスクマネージャを見てみると、確かにVideo Decodeだけでなく、3Dの項目も負荷が上がっている。間違いなくフレーム補完の為にGPUが動作している、という事である。


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