一気にシリーズがてんこ盛り。
どれが良いの?
Microsoftが、Surfaceシリーズを一気に拡充して発表した。
従来のSurface Proの進化版であるSurface Pro7、ARMのSoCを搭載したSurface Pro X、従来のノートPCの延長上にあるSurface Laptop3、Androidが動作する2画面スマホであるSurface Duo、2020年発売の2 in 1で2画面タブレットのように使えるSurface Neoと、シリーズだけでも5種類のSurfaceが発表されたのである。
この中でも特に異様な雰囲気を持つのが「Surface Neo」になるが、コイツは発売が2020年とまだ1年先の製品になるので、直近での台風の目となる製品は、やはりSurface Pro Xという事になるだろうか?
というのは、Qualcommとの共同開発によって製造されたSoCであるSQ1を搭載した初のSurfaceであり、それ故に基本アーキテクチャがARMであるというところに起因する。
面白いのは、Qualcommがスマホ用に開発しているSnapdragonをベースにしているにも関わらず、接続できるメモリやストレージがより大きなものとなるハイエンド仕様になっているという事。これにLTEバンドに対応するQualcomm製モデムが接続され、環境を選ばずに通信可能なノートPCライクなデバイスになっているのは、いよいよもってARMで完全動作するWindowsの登場と言えるだけに、期待が高まる。
このSurface Pro Xと併行して従来からあるSurface Proの延長上にくるSurface Pro7は、搭載するコアをIntelの第10世代プロセッサへと更新し、USB Type-Cを搭載したモデルになるが、それ以上の変わり種な話がない。だから余計にSurface Pro Xに注目が集まってしまう。おそらく今回の製品の中では一番地味な存在になってしまうのではないかと思う。
初のAMD製コア搭載
気になるもう一つの製品は、Surface Laptop3である。
コイツの15インチモデル、つまり高性能版は、AMD製CPUであるRyzen7が搭載されている。
Laptopの通常版は、13.5インチモデルになるのだが、今回上位版として15インチ版が発売される。その15インチ版に搭載されるCPUがRyzen7になり、内蔵GPUもVega11と実はこのSurface Laptop3用に準備された専用モデルらしい。
今までIntel製ばかりを使ってきたMicrosoftとしては大きな逆転劇を引き起こしたな、と思ってしまう構成である。しかも最上位機種にAMDだから、よほどRyzenの素性が良かったという事なのかもしれない。
どちらにしてもいつもと違う構成でシリーズ化された今回のSurfaceを見ているとそんな「いつもと違うぞ」という感じがしてくる。
Microsoftも、本格的にAppleとデバイス戦争でもしようという気になったのかもしれない。


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