43インチ4Kモニタだからこそ、リアル解像度で使う事ができる一品。
4K、HDR、高速駆動を盛り込み
Acerから、43インチの大判ゲーミング液晶モニタ「Predator CG437K P」の発売がアナウンスされた。まだ北米市場でのみの発売なので国内は販売そのものがわからないが、価格は想定額1,499.99ドルで既に販売が始まっているという。
4Kモニタなので解像度は3,840×2,160ドットになるが、43インチあるので密度は102dpiとリアルサイズでの運用(Windows上で文字サイズ変更等不要)が可能。
パネルは高速応答に有利なVAパネルが採用されており、リフレッシュレートは144Hz(Nativeでは120Hz)、応答速度1msの高速描画に対応する。
DCI-P3は90%の広色域表現を持ち、VESAのHDR技術であるDisplayHDR 1000に対応する他、同期技術AdaptiveSyncに対応し、NVIDIA G-Sync compatible認証も取得している。AdaptiveSyncに対応しているので、おそらくFreeSyncも問題ないだろうとは思うが、これが未確認なのが残念なところである。
また、コンソール向け可変リフレッシュレート技術「VRR」もサポートする。大凡、可能なものはほぼ全て盛り込んだスペック、という感じである。
ただ、残念な部分もある。
インターフェースは、DisplayPort1.4が2口、HDMI2.0が3口、USB3.0が2口、USB2.0が2口、USB Type-Cが1口と、HDMIのバージョンが2.0止まりだし、そもそもDisplayPortも1.4ではなく2.0がもう策定されているにもかかわらず、未だ1.4止まり。
これがDisplayPort2.0&HDMI2.1対応だったなら、今の所向かうところ敵なしのモニタになるのだが…。残念なところである。
ちなみにリフレッシュレート144Hzに対応する為には、DisplayPort1.4ケーブルを2本で繋いで可能にするらしい。1本だと120Hzが限界値という事のようだが、正直この部分は120Hzでも十分ではないかと思う。
問題はインターフェースか?
やはり、本製品「Predator CG437K P」の最大の問題は、対応しているインターフェースが最新でないという所。
パネルの素性はDisplayHDR1000対応という所を見ても悪くないのだが、その他が足を引っ張っている感じである。
DisplayPortにしてもHDMIにしても、その対応バージョンが比較的安定している時であれば、ほとんどの製品が横並びで同じスペックを搭載していくが、時代が変わろうとしているタイミングだとどうしても新しい規格で製品構成してくるメーカーは少ない。おそらく、ライセンス料だとか製造費に跳ね返ってくるものがあるのだろうと思うが、普及を促すなら率先して最新技術を搭載しようというメーカーを優遇すべきできないかと思う。
「Predator CG437K P」にしても、インターフェースがDisplayPort2.0やHDMI2.1が搭載されていれば、どれだけ製品としての魅力が向上する事か…。
具体的に、DisplayPort2.0やHDMI2.1に対応させるには、どれだけの事をしなければならないのかは私にはわからないが、もし技術的な問題でないのなら、もともと高額商品でもあるので、あまりコストを気にせずに搭載に踏み切るべきではないかと思う。


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