おそらく出るだろう事は判っていたが、ようやく正式発表に。
吉田P、語る
スクウェア・エニックスが、昨日にアメリカのシアトルで開催中のゲームイベント「PAX West 2023」に合わせてFF16の情報をいくつか発表した。
まず無料で2つのアップデートが行われるとして、クライヴの武器の「スキンチェンジ」と主要キャラクターの「コスチュームチェンジ」ができるよう、アップデートが行われる発表があった。
#PAXWest の会場で公開された、プロデューサー吉田直樹のコメント映像です! #FF16 pic.twitter.com/5mxFSijZmf
— FINAL FANTASY XVI (@FF16_JP) September 3, 2023
「スキンチェンジ」は、武器の見た目を変更できる機能で、手持ち武器の性能はそのままに見た目だけ変更できるという機能。FF14だとミラージュプリズム(通称ミラプリ)という機能があるが、それを武器限定で実現する機能である。
「コスチュームチェンジ」はクライヴ、ジル、トルガル、アンブロシア、ジョシュアの衣装を追加し変更できる機能である。
これに加え、クライヴの武器「オニオンソード」も配布されるようだが、これらは無料アップデートなのでパッチを当てれば既存プレイヤーには全員与えられる。
この無料アップデート以外に、有料DLCを2種公開するという発表が行われた。
この有料DLCに関しては、その内容はまだ発表にはなっていない。年内には続報という形で公開されるようだ。
PC版の開発
以前から、FF16のPC版が発売されるだろうという噂は出ていた。
もともとPS5の開発という事であれば、同じx86系のプログラムという事もあり、Windows版はそう難しい対応ではないと考えられていたところもある。
だが、吉田PはPS5版が発売されるまではPC版の発売に関しては否定していた。
これはPS5版の販売数に影響を与える事が予想された事も原因かもしれないが、まずはPlayStationというプラットフォームで発売するとして、情報公開していた。
だが、結局はPC版は開発中である事を今回発表した。
こちらも詳細は年内に続報という形で発表があるようだが、おそらくはSteam版かEPIC Games版として発売されるものと思われる。
個人的にはSteam版として発売して欲しいと思っているのだが、そうしたプラットフォームを介さずにインストールできるようにしてくれる方が良いのかもしれない。
PC版の登場によって、より高度なグラフィックスでFF16がプレイできるようになる事は間違いなく、そこに期待する人も多いのではないかと思う。
ま、ハードウェアもそれなりのものを要求するだろうが。
吉田Pの安定感
FF14を再建している時は、いろんな事を言われた事もあった。
だが、吉田Pはあの混乱の中、旧FF14を何とか綺麗に収め、新生FF14を華麗に立ち上げた。
そして独自の拡張パッケージである「蒼天のイシュガルド」を発売したころから、吉田Pの評価は上がり始め、今や日本のゲームクリエイターの中ではおそらく1位、2位を争うほど信用できる存在となったのではないかと思う。
今や吉田Pが発言した内容は完全に信用のおける話として定着し、FF14ではアカウント数2,700万人を超えるという偉業を達成した。
これも、一重に吉田Pのユーザーへの真摯な対応ゆえの事ではないかと思う。
今は昔よりユーザーとクリエイターの距離がとてつもなく近い。それだけに、ユーザーとの関係性がゲームの成功に直結するところがあるが、そういった仕組みを作り上げた一人が吉田Pではないかと思う。
その吉田Pが発表した内容だけに、FF16の今後も何か期待できるものを感じる。
人気のある人にはかならずアンチも付くものだが、私は素直に受け止めたいと思っている。
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