買替えたのは何年ぶりだろうか?
KEYNICE?
私が初めてUSB給電の扇風機を買ったのはいつの頃だっただろうか?
Blogで過去記事を探してみたが、記録が出てこなかったので、購入した時の事を一切記事にしなかったか、13年以上前に購入したかのどちらかである。
ただ、少なくともここ7年くらいは購入していないと思うのだが、それまで使っていたUSB扇風機が、ついに電源コネクタの所の接触が悪くなり、買替える事を決意した。
ま、決意する程の価格ではないのだが、私自身、USB扇風機は選択肢が多すぎて、ここ数年は買替えようと思いつつも、何を選んで良いのか判らず、購入してこなかったという事実がある。
なので、今年こそ購入しよう、と意気込んでみても、結局また何を買うかで迷うわけで、その繰り返しにならないよう、今年は直感で決める事にした。
で、Amazon.co.jpの検索窓に「USB扇風機」と入れて、最初に目に飛び込んできたのがKEYNICEという所のUSB扇風機である。
2020年最新改良版となっているので、ある意味「アタリ」を引いたのだろうとは思っているのだが、気にすべきところはそこじゃない。
KEYNICE?
少なくとも、私はKEYENCEという会社は知っているが、KEYNICEとはコレ如何に?
何となく…KEYENCEをパロッた中華系メーカーのような感じがしないでもないが、とりあえず評判は良さそうだったので、この製品を購入してみた。
バッテリー内蔵
Amazon.co.jpで注文し、実際家に届いた時、まず最初に驚いたのが、思っていたより大きかったという事。
羽の部分はおそらく直径15cmくらいはあるもので、数字で見ると大きく感じないが、実際にモノを見てみると意外なまでに大きく感じた。
また、箱から取り出す際、背面のボタンを押してしまったのか、イキナリ回り始めてびっくりするというハプニング。バッテリー内蔵で駆動させる事ができるUSB扇風機なので、こんなバカみたいなドッキリが起きたわけだが、反対のボタンを押してみれせば、今度は羽の部分が光るというオマケつき。うーん…このライト、意味あるのかな?
ただ、バッテリー内蔵というのはある意味保険としては良いかも知れない。私の用途で言えば常に給電しつづけて使う事になるが、万が一電力供給できない環境であっても、使う事ができる。
また、台座部分が巨大なクリップになっているので、そのまま卓上に置けば卓上用として、クリップで棒などに固定すれば、いろんな場所に固定できるので、使い勝手は良いと言える。
気になる送風能力だが…一応5段階の強弱は切り替えられるが、正直3段階目まで上げると結構騒音が出る。音が気になるのは3段階目ぐらいからなので、普通使いなら2段階目までが限度かもしれない。ま、多少音が気になっても、と思うなら、全然3段階目でも問題はないと思う。
操作に若干難アリ
ただ、この強弱を切り替える操作が、ボタンの押した回数で決まるというのは戴けない。
1回押す毎に強くなり、6回目で電源が切れ、7回目で1段階目に戻る。
つまり、弱い風量で使っていても、徐々に風量を上げた場合、一つ風量を落としたいな、となると一度最大風速まで上げて再度風量を調節する必要がある。これはホントに戴けない。ちなみに電源を落としたい時は、ボタンを長押しすれば止まるので、そこだけはスイッチがロータリーになっていないようだ。
このスイッチが、せめて回すタイプのダイヤルスイッチだったら、回し方でON、OFFをはじめ、風量も簡単に決められたのだが、部品点数を少なくしたかったのか、或いはスイッチを単純化したかったのかは判らないが、プッシュボタンで全てを切り替える操作方法になっている。
この操作方法にさえ文句がなければ、このUSB扇風機は結構良い製品と言えるのではないだろうか。
ちなみにサーキュレータのように上下左右に360°角度を決められるので、置く場所を選ばないのも良いポイントと言える。
風量も申し分なし、用途も申し分なし、連続運転問題なし、唯一の問題が操作方法というUSB扇風機だが、もし操作方法の問題が気にならないなら、オススメの製品である。