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Tagged: GDDR6X

次世代GPU搭載メモリの噂

いくらなんでもまだ早いだろ…と思うが、噂というものは出てくるものである。

GDDR7の影

現在NVIDIAから発売されている最新GPUはGeForce RTX 4000シリーズで、AMDから発売されている最新GPUはRadeon RX 7000シリーズである。
これらはどちらもVRAMとしてはGDDR6Xというメモリを搭載していて、メモリ帯域は大凡22.4~20Gbpsあたりのものになる。
もちろんこれらにバス幅というスペックが関係してきていて、NVIDIAは384bitや256bit、その下のクラスで192bitで接続されているが、AMDは大凡256bitで接続されている。
性能が高くなればそれだけ搭載コストが高くなるので、バランスを採っていると考えられるが、比較的NVIDIAはメモリ周りは貧弱に感じる事が現時点では多い。
だが、実はそろそろGPU性能が伸び悩む傾向にある、というのは、この手の話に詳しい人であるならば結構知られている話である。
半導体のコア性能はもちろん直接性能に影響を与える事は間違いないが、昨今ではデータアクセスの速度が性能のボトルネックになるケースが多々ある。
これはGPUに限った話ではなく、CPUも全く同じで、AMDがL3キャッシュを増量したRyzen 7000X3Dコアを発売したが、これらはまさしくその事を体現したCPUで、メインメモリへのアクセス頻度を少なくするために、L3キャッシュというより速くアクセスできるメモリ領域を拡大したCPUで性能を引き上げている。
AMDでは、このL3キャッシュを増量した3D V-Cache技術をGPUにも採用して、GPUのキャッシュメモリを拡大、性能を引き上げる計画があるとかないとか話をしているようで、いかにメモリアクセスが性能に影響を与えるかという事が窺える話といえる。
そうしたメモリアクセスの向上に関して、次世代GPUに関しては、遂にGDDR7を搭載するのではないか、という噂が出てきている。
GDDR6XはMicronの寡占が進んだ製品だったので、価格が高騰化している問題があったようだが、もしGDDR7に移行するようであれば、そうした状態からの脱却により、性能も上がれば価格も適正化する可能性がある。

HBMの存在

このメモリに関して、もう一つ忘れてはならない技術がある。
それがHBM(High Bandwidth Memory)で、ダイのスタッキング技術(積層)を前提にしている規格である。
このHBMはとにかく広帯域バスでGPUとメモリを結ぶので、従来384bitや256bitと言っていた接続バス幅に対し、2048bitとか4096bitという非常に広帯域なバス幅を持つ反面、このバス幅の広さ故に消費電力が大きくなりがちであるため、動作クロックは低めに抑えられてしまうという特徴があった。
スタッキングで高性能を目指すメモリ私が現在も所有するRadeon VIIにはHBM2のメモリが16GB搭載されているが、そのバス幅は4096bitと広帯域だが、動作クロックはライバルのRTX2080が1750MHzに対し1000MHzしかない。

HBMも世代が新しくなれば性能も引き上げられているわけで、最近ではハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の分野で最適化されてきている。
GPUが今以上の性能を追い求めようとすれば、どこかでHBM搭載の可能性を模索する事は考えられる訳で、GDDR7に単純に移行するのか、それともHBMへと移行するのかは、まだ若散らないというのが、ホンネなのではないかと考えられる。

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