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前田建設ファンタジー営業部

このBlogでも過去に取り上げたことのある実在する話。

まさかのBlu-ray化

前田建設という実在する建設会社がある。この会社には、世間と比べてもとても変わっている「ファンタジー営業部」という部門がある。
架空の世界に存在する構造物を実在の世界で実現させる事は可能なのか? という事を真面目に検討し、実際に作れるとしたら、幾らぐらいで作れるのかという予算の見積りまで実施する…それが前田建設ファンタジー営業部である。

前田建設ファンタジー営業部
https://www.maeda.co.jp/fantasy/

今までも、書籍化されたりした事もあり、メディアに露出した事もあったが、今年の1月末についに映画化されるという快挙に至った。
正直、私からすると「マヂかよ…」という感想しかないのだが、とにかく前田建設ファンタジー営業部自体は本格的に見積もるので、資材と予算が揃えば、本当に作ってしまいそうな話ばかりだったりする。
その映画が今度はBlu-ray化されるという。
まさかのBlu-ray…ホントに建設会社の話なのか?(爆)

過去には舞台も

そんな前田建設ファンタジー営業部だが、過去には舞台化もされている。
ネタとしてはふざけてるのかとも思われるかも知れないが、とにかくその拘りがスゴイので、その中身に関してはぜひ公式サイトを確認してもらいたい。
このプロジェクトリストを見るとわかるが、なんでこんなものを見積もるんだよ、と思ってしまうものばかりで、でも実際にあったら見てみたいと思うものばかりである。

プロジェクトリスト
https://www.maeda.co.jp/fantasy/projectlist/

私が初めて前田建設ファンタジー営業部の存在を知ったのは、たしか銀河鉄道999の地球発進用高架橋の建設の時だったと思うが、あれが当時の金額で37億円で実現できると知った時には、意外と安いなぁとも思ったが、そもそも技術的にはギリギリの所で考えていたハズなので、安全性から考えれば無理だろうなとは思う。
ただ、こんなふざけた事を真面目に取り組むその姿勢は、私としては他の会社も見習った方がいいんじゃないかとさえ思う。

というわけで、少しでも「前田建設ファンタジー営業部」に興味をもって戴けたなら、ぜひBlu-rayも検討してみてはどうだろうか?

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