東京ビックサイトで行われている機械要素技術展に出展して2日目。
東館4~6ホールが我々のエリアで、その向い側では設計・製造ソリューション展ともう一つ、ヴァーチャルリアリティ展というものをやっている。
設計や製造ソリューションというのが機械要素技術と結びつくのはわかるが、なぜヴァーチャルリアリティが関係してくるのかはわからない。
多分、設計のCADやCAMに関係しているのかもしれない。
で、今日はそのヴァーチャルリアリティ展というところを見学してきた。
ま、これも仕事という事で ^^;
ヴァーチャルリアリティ展は単純に言えば仮想現実を具現化するデバイスの展示会なワケだが、まぁ最近ではいろいろな手法で仮想現実を見せる手段があるようで、三次元ディスプレイなんてのは当たり前みたいな世界だった。
中でもちょっと興味を引いたのが、旭エレクトロニクスのブース。
Tangible-3D技術のデモンストレーションをやっていたブースで、やはり人が集中的に集まってきていた。
Tangible-3D技術とは、リアルタイムの実写3D映像に“触れる”ことができる技術としてNTTコムウェアが6月20日に発表したばかりの技術。
仕組みは、複数撮影した3D映像を合成し、そのデータを裸眼立体視ディスプレイに表示すると同時に、触感情報を触感デバイスにフィードバックするというもの。
これがまぁ見事なもので、とうとう仮想的なものを仮想的にさわる事ができる時代になったんだなぁと実感した。
他にも床に投影した水面の上を歩くと、そこに波紋ができるデモとかいろいろあったが、まだまだ民生用にするには時間のかかりそうな技術ばかりだった。
まぁ、最先端の展示会なのだから、民生用なんて事は全く考慮されていないのだろうが、最先端だけ見てればかなりの技術が今の世の中にあるというワケである。
何はともあれ、展示会もあと1日。
朝早くから夜遅くまで…もう疲れたよ orz