オーディオテクニカから、鍵型のケーブルホルダーを付属したというカナル型イヤフォン“ATH-CKF500”が2月19日に発売される。価格はオープンプライスという事だが、店頭予想価格は2,000円前後。
鍵型のケーブルホルダ…と聞いてピンとこないかもしれないが、要するに使用中などでコードをまとめるホルダーが鍵型をしているというだけで、それ以上でもそれ以下でもない。
まぁ、アイディアモノだなと思うし、見た目も綺麗。
でも、これをメーカー側が「いい音は心の扉を開ける 鍵 になる。アクセサリー感覚で使える女性のためのヘッドホン」と、女性向けである事を明言しているという事に、私は多少の抵抗を感じた。
まぁ、世の中のほとんどのものがそうだと思うが、ちょっと見た目に綺麗な製品を「女性向け」とか「女性用」とか銘打って発売する事が多々ある。
ジェンダーフリーだとか男女雇用機会均等法だとか、世の中男女差が無くなるようなご時世であるにも関わらず、製品の売り文句は何時まで経っても男女均等にはならない。
また「○曜日は女性半額サービス」とか女性養護的なサービスは存在していても、男性だからサービスというようなものは一切ない。
こういうご時世でありながら、貰える給与に男女差がないとは言わないし、女性が不利な部分が世の中にはまだまだある事も理解する。女性が日常生活においていろいろとお金がかかるのも理解する。が、世の中男女均等を謳う世の中でありながら、販売される製品やサービスにおいて、男性が徐々に追い込まれてきている時代だとは誰も言わない。
コレって男女不平等でない?
まぁ、私のそんな疑問はおいておき、この“ATH-CKF500”は見た目に綺麗だという事は画像でわかるだろう。
性能的には可もなく不可もなくだが、再生周波数帯域は16~23,000Hz、音圧レベルは102dB/mWと、普通の人ならこれで申し分ないハズの再生能力を持っている。
8色から選べるバリエーションや鍵型ホルダは魅力的で、これで2,000円くらいというのは、ある種お買い得かもしれない。
手軽におしゃれに音楽したい、という人には最適な逸品ではないかと思う。
オーディオテクニカ ATH-CKF500
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-ckf500.html
2010/01/23 • 2 comments
確かに、女性向けサービスが多いですねぇ。
男性向け、と明らかに歌っているものはほぼ見たことがない。
実際に女性向けとするだけで、そちらの顧客を増やしたいだけ
とは思いますが、男性向けという言葉自体に、単に性的サー
ビスを連想する人がいるのか?、製品としては使われるのは
同人業界とか系統ぐらいですよね。
男性向け、じゃなく、紳士向けにすればよいのか?w
ともかく、性別に関係なく使えるものは、そういううたい
文句にするのは、私も好きじゃないです。
製品自体の品質はともかく。
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男性向け…という言葉を使うと、どうしても変な方向のサービスに向かってしまうイメージが避けられない。
だから「○○向き」とかそういう表現をしなければいいだけの事。
女性だからサービスとかそういうのでなく、顧客すべて平等というサービスの必要性を私は感じます。
ま、今はもっと大変な問題が目の前にあって「高齢者用」という札の方が付けたくなくてもつけなければならない状態かも。
国力の回復は数十年単位で覚悟しないといけないのかも…。
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