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Daily Archive: 7月 27, 2010

先祖返りしているアニメ業界

 山本 寛(やまもとゆたか)という人がいる。
 まぁ…知っている人はアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のシリーズ演出や『らき☆すた』の監督だった人と、すぐに浮かんでくるかもしれないが、まぁそういう人である。
 山本氏は現在京都アニメーションから離れ、株式会社Ordetの代表取締役になっている訳だが、その人がこんなインタビューをうけていた。
IT Media
業界が“先祖返り”している
『ハルヒ』『らき☆すた』の山本寛氏が語るアニメビジネスの現在

 さすが業界の人、状況がよくわかってらっしゃるといった感じ(当たり前か)。
 私も過去この業界にいた者として、この内容を読む限り、ああ、今も何も変わってないのね、という感じ。
 アニメというと日本の世界に先駆けた産業と思われがちで、実際確かにそうなのだが、じゃあこの業界は潤っているのか? というと実際そんな事はない。
 潤っているのは出資元だけであったり、版権元だけだったりするのが常で、制作サイドはカツカツの予算でハイクォリティを求められているというのが実態である。
 私も現職の頃はただひたすらにハイクォリティでなければならないと思っていた時期はあった。
 たしかにクォリティは高いに越したことはない。
 だが、それはあくまでもコストが許す限り、である。
 コスト度外視になってしまえば、それは既にビジネスでは無くなるわけであり、それが同人という世界の台頭につながっている。
 同人はクリエイターが臨むだけの時間をかけられ、コストは自分の生活が許す限りかけられる。
 この同人活動と商売を同じ天秤で測る事は出来ないのだが、受け手、つまりユーザーや視聴者はそれらを同じ天秤で測る事をやめない。
 やめないだけならまだいいが、一部の人たちはその結果を避難する事もやめない。
 そもそもビジネスとして成立しないものを商業レベルでやれ…とは言わないが、比較して出来ていないコンテンツを“ダメ”とネット上で発言し、周囲を炊きつけるのである。
 確かに発言そのものは自由だし、どう考えるかなんてのは個人の問題だ。
 だが、それらの発言に誘導される人というのは少なくないわけで、ちょっとでも影響力のある人がそういう事を言おうものなら、全体の流れそのものがそのベクトルに動き始める。
 だが、よく考えて欲しい。ここ数年のビッグタイトルで、ビジュアル的にハイクォリティな作品がどれだけあっただろうか?

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