2011年、IntelがUltrabookというカテゴリーを発表した。
現在のノートPCとタブレット機器の性能・機能を兼ね備え、薄型軽量で洗練されたデザインでありながら、極めて高い応答性とセキュリティー機能を実現する…という、言葉で書くと何でもアリな内容だが、そういうコンセプトを持ったPCという名目となっている。
このUltrabookの定義だが、いくつかある。
・プロセッサは第2世代以降のCore iシリーズ(Ivy Bridge以降)
・高さは14型以上の場合は21mm以下、14型未満の場合は18mm以下。
・バッテリー駆動時間は5時間以上。8時間以上が奨励されている。
・I/OはWi-Fi機能のみが必須。
Ivy Bridge世代以降はこれに加えてUSB3.0への対応も必須。
・Rapid Start Technology等の搭載によるハイバネーション状態からの7秒以内の復帰の実現。
・Smart Connect Technologyの搭載(Ivy Bridge世代以降搭載モデル)。
タブレットPCをより強化したような内容も含め、従来のノートPCを完全に置き換える内容である。
ちなみに、この内容で進めるのはいいとして、以前ネットブックとして売られてきた製品の位置づけについては、Intelはその後を言及していない。
つまり…私が思うに既にIntelはネットブックを黒歴史にしようとしているのではないかという感じである。
もちろん、普通に考えて黒歴史にはならないハズではあるが、Atomのデスクトップ向け後継コアが2009年以降に登場していないのは、Atomの演算力では通常のノートPCを快適に動作させるには辛いという事と、性能対消費電力のバランスから言ってIvy Bridge以降の世代で十分なパフォーマンスが得られると踏んだからかもしれない。
ちなみに現在のAtomの活躍場所は完全にスマートフォンやタブレット向け、或いは家電等への組み込み向けとなっている。Atomの戦場は既にステージ変わりしてしまっていると言える。


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