ネットを彷徨っていたら出くわした。自然はやっぱり神秘だと思った。
青いというより蒼い
困った時のサイエンスネタ…と思われては困るのだが、ホントにネタに困ったのは事実だ(爆)
ネットを彷徨っていたら、こんな記事に出くわした。
インドネシア 火山噴火の「青いマグマ」、化学幻想映画のシーンを彷彿
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4844787.html
文中では青いマグマと記載されていたが、写真を見た時私は「青いというよりは蒼いじゃないか?」と、感覚的に思った。
要するに物理的に青いのは理解できるのだが、蒼いという言葉には「血の気のないあお色」という意味がある為、この何となく“綺麗だが危険を感じるあお色”は青よりも蒼という感じがしてならなかったのだ。…とまぁ、そんな言葉の意味は良いとして、どうしてこんな蒼いマグマが存在するのかが気になるところ。
科学的に何故蒼いのかというと、どうも硫化水素、つまり硫黄が関係していて、硫黄が熱によってガス化し、そのガスが空気中の酸素に反応して高温化、それが燃えている現象らしい。
だから強烈なまでの硫黄臭が周囲に立ちこめているはずで、しかも青い色というのは波長的に遠くまで届かない光だから、かなり近くまで寄っていかないとこの色には見えない。見てる分には綺麗だが、撮影した人たちはかなり苦しい状況の中撮影したのではないかと思える。
こういう写真を撮りたいねぇ
カメラを趣味としている以上、こういう世界の不思議みたいなものをカメラに納めるなんてのはまさに夢のような出来事である。
だが、この蒼いマグマを撮影するのは、その場所の条件などから考えて、非常に困難かつ難しい事が予想される。
おそらくだが、フラッシュを使うとほとんど何も見えなくなると予測できる。というのは、高音でガスが燃えているのだから、そこにはかなすら煙があるハズで、フラッシュを使うと、そのフラッシュ光が煙りに反射して、画面は一面真っ白…というか灰色になるハズである。
先程も書いたが、青い光は波長が短いため、届きにくい。それが煙越しに見えるのは撮影者側から光を出さずに撮影しているから。逆にこちらからフラッシュなどで光を出せば目の前にある反射する物質がフラッシュ光を反射して青い光は打ち消されて見えなくなるってしまう。
ここが普通の夜景撮りと共通する、一種難しいところである。
旅行が趣味になれば…
カメラを趣味とした場合、一番問題なのは出歩く事ができるか? という事である。
何気ない日常を撮るのも良いが、こうした世界の神秘を撮りたいとか思うと、現地に行く必要がある。
そういう旅行みたいなものが趣味な人は、カメラが趣味というのととても相性が良い。
旅行先でとにかく撮りまくる。
この組み合わせはある意味最強である。
同時に車やバイクが趣味というのと、カメラの趣味も相性は良い。出かけては撮る、の繰り返しに最適だからだ。
じゃあ、私はどうなのか?
私は…実はあまり家から外に出ない。もともと外に出るのを好まないというのもあるが、出不精なのである。
だが、バイクは好きだし車も好き。歴史的なものも好きだから、そういう所に行く時は重い腰を上げて行くしかないのだが、行けば行ったで多分撮影しまくる事になる。
要するに、誰かが私の背中を押せば、多分私はカメラで撮影しまくるようになるように思う。
…なんて他力本願な(爆)
でも、そういう何かのキッカケがないと、私は動かないように思う。
昔からそうだったし、私の生活が何か劇的変化を起こさない限り、私がアクティブ派になる事はないように思う。こういう画は、私の人生が劇的に変化しないと一生撮る事はできない。
たとえば…働かなくてもよくなるぐらい大金持ちになるとか…そんな感じである。
…現時点では、まぁ、無理だな。考えるまでもない(爆)