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高音質を考える

ハイレゾの良さを知ってしまった以上、気になるのが人情である。

その前に…

ハイレゾの話をする前に、私のようにPC中心で音楽を聴く人は、選択肢としてPCの音をどうやって出力するか? という所から音を意識しないと良い音には巡り会えない。
よくわからないがUSB DACを使用している、という人であれば、USB出力で音を鳴らせばいい、と単純に考えるかも知れないが、問題はUSBで出力した音を受け入れる半導体に何を選ぶかで音は大いに変わる、という事を考えなければならない。
私が使用しているDr.DAC2では、このDAC部分にTI社の「PCM1798」というものを使用している。この「PCM1798」は24bit対応のDACだがソフトウェアでの制御が出来ず、DSD信号の入力もできないという仕様である。
これが後継機のDr.DAC3になると、同じTI社の「PCM1794」が使われている。こちらもソフトウェア制御が出来ず、24bitでDSD信号の入力ができないものではあるが、こちらは出力電流が大きく、歪みやS/N比が改善されているという特徴を持つ。
こういう書き方をすると、Dr.DAC3が良いじゃないか、という事になるのだが、それはあくまでも2機種しか比べていないからであり、今後のハイレゾ環境を考えるとDr.DAC3の性能でもDSD信号の入力を受け付けないという面で十分とは言えない。
TI社に限定されてしまうが、他の半導体はどうか? と見てみると、更なる上位チップが存在している事がわかる。
「PCM1795」という半導体があるが、これが今の所TI社では唯一の32bit対応のもので、こちらはソフトウェアでの制御も可能でDSD入力も可能と、実に良い特性を持っている事がわかる。
ところが…いろいろ情報を集めてみると、何故か「PCM1795」は「PCM1794」より歪みやS/N比がよろしくない。
何故だろう? と「PCM1795」と「PCM1794」のデータシートを見比べてみると、「PCM1795」は「PCM1794」の半分しか出力電流がないのである。音というのは、ある意味「電力=音質」とも言えるわけで、良い音を追求するとどうしても電気喰いになってしまう特性がある。残念ながら普通の使い方をしているだけでは、「PCM1795」を「PCM1794」並にする事はできない、と考えられる。

製品スペックを見てみると…

で、この「PCM1795」と「PCM1794」を比べていく内に、実際に「PCM1795」を採用しているアンプの中で、「PCM1795」×2という製品スペックのものがある事に気がついた。
ココからは私の予測だが、そうした「PCM1795」×2という製品は、「PCM1795」をシングル動作させて、それを並列に使用する事で「PCM1794」と同じ電流出力特性を得ているのではないか?
もしそうなら「PCM1794」並の性能で、ソフトウェア制御可能、32bitでDSD信号入力可、という特性をアンプに与えられるのではないだろうか?
実際、「PCM1795」×2という製品はDSD対応可能というアンプが多いのである。ちょっと心揺れる製品である試しに「TEAC」の「UD-301」という製品を調べて見ると、ステレオの左右を独立駆動させる製品と紹介されている。この製品はさらに出力としてXLRをバランス出力できる機能まで付いている。
やはり、各オーディオメーカーも「PCM1795」の特性を考えた上で、それをデュアル駆動させる事で音質向上を狙っているのではないかと考えられる。

いろいろ調べて見たが…

今回、気になって調べたのがTI社の半導体を使ったもののみなので、もっと広い視野で製品を考えなければならないのかも知れないが、現時点で最良と言える製品は前述の「TEAC」の「UD-301」ではないかと行き着いた。
その理由はただ一つ。コストと性能のバランスがもっとも性能よりに向いているからである。
つまり、コストパフォーマンスはバツグンではないか? という事である。
欲を言えば「UD-301」に搭載されているDAC部の「MUSE8920」がソケットタイプになっていて「MUSE01」や「MUSE02」(特性によってどっちが良いのかは今のところわからないが…)に交換できるようになっていればもっと良いのだが、おそらくコストを下げるためにソケットという扱いにはなっていないだろう。
それでも約30,000円というコストで考えれば、格段の性能ではないかと思う。
この「UD-301」の上位機種である「UD-501」となると、価格は倍以上の約66,000円程度はする。もちろん性能は「UD-501」の方が良いのだが、性能が倍加しているかというともちろんそうではない。そういうバランスという面で見たときに、軍配が上がるのは「UD-301」ではないだろうか?

と言うわけで、ちょっと「UD-301」が欲しくなったりしたワケだが、個人的にはDSDはまだまだ発展途上の規格ではないかと思っていて、今後の普及度合いによって製品も安定してくるのではないかと思っている。
今は待ち…と考える人もいるだろうが、ハイレゾの音を聴いてしまうと足かけ程度でも対応機器が欲しい…そう思えてくるのではないだろうか。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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