ずっと放置しているが…ちょっともったいない。
1920×1200の解像度
私が今メインPCに使用しているモニターは、DellのU3415Wという曲面パネルを使用した34型ウルトラワイド液晶である。
このモニターにする前は、WUXGA(1920×1200)の三菱VISEO MDT242WG-SBを使用していたのだが、更なる高解像度が欲しいという事で切り替える事にした。
切り替える際に、フルHDモニターをデュアルモニタ化して使用するという方法も検討したのだが、真ん中にベゼルが入る事と、モニターの縦ラインがフルHDなら1080ドット、最大でも1200ドットになる事から、もう少し広いモニターが欲しかったという事が最終的にU3415Wを選択させた。
時代的に4Kモニターを選ぶという手もあったのだが、4Kモニターで広いデスクトップを実現する場合、最低32インチの解像度が必要で、それでも文字が小さくなるのは避けられず、通常の24インチフルHDモニターと同じ程度の文字サイズを実現しようとすれば、40インチが必要になる事から、現実的でないと判断、結果的にウルトラワイド液晶に決めた。
このDellのU3415Wに切り替えた直後は、その挙動がものすごく変で、非常に困った事もあったが、問題が判明してからというもの、何の問題もなく使用できているし、何より文字の大きさは以前と変わらずに横幅が1.8倍ほどに拡大、縦幅も240ドット増えるという、実に快適な環境が構築できたと思っている。
で、その環境を構築できたのは良いのだが、実はまだ使える三菱VISEO MDT242WG-SBがそのまま放置されていたりする。
こいつもWUXGAというフルHDよりは広い解像度を持つモニターで、冷陰極管モニターとは言え、マルチメディア液晶モニターとしては結構万能なモニター。放置しておくのは、実の所非常にもったいないと言えるシロモノである。
使い道がないから放置…というわけではなく、単純にPC周りにそのまま置くことができない事から使用していないのだが、このまま放置するのはホントにもったいないわけで、もしこいつを使う事ができればPS4などの映像をこのモニターに表示する事で、ニコ生等で放送する上で便利なことこの上ない。
なんとかPC周りにコイツを配置する方法はないかと考えたところ…要するにモニターアームを使用してラック横に浮かせて配置すれば良いのではないかと考えた。
今の時代、こういう使い方ができるという事をすっかり忘れていたというだけの話なのだが、使いようはいくらでもあったのである。
あれ? 100×100のVESAマウントが…
だが…三菱VISEO MDT242WG-SBは、標準的と言われる100×100のVESAマウントを接続させる事ができないという事に気がついた。
三菱VISEO MDT242WG-SBは、バックライトに冷陰極管を使用している為、昨今のモニターから比べるとその重量が重いのである。だから100×100というバックパネルではその重量を支えるのが困難となるのか、モニター裏のマウント取付け位置が、100×200というサイズになっている。
要するに横幅だけ2倍に拡大させてあるわけである。
…こりゃどうすりゃいいのよ?
VESAマウントの事にあまり詳しくない私としては、ここは調べまくるしかない。
で、結果すぐに解決策が見つかった。
何の事はない、100×100マウントに取付ける変換アダプタがあるのである(爆)
つまり、私が三菱VISEO MDT242WG-SBをモニターアームで運用するためには、10kg程度の重量に耐えられるモニターアームだけを準備すればよいのではなく、それに加えて変換アダプターを購入する必要がある、という事である。
モニターアーム自体は、重量として10kgを支えられる能力があればほぼどれでも問題はない。できれば、オプション品でアームの長さを延長させられる製品が良いだろう。
と、ここで必要になる金額を計算してみると…とりあえず2万円くらいはかかりそうな勢い。うん、今はダメだ(爆)
ん? コイツが売れるジャナイカ?
先日、臨時予算枠の話をして、既に枯渇しているという話をしたが…三菱VISEO MDT242WG-SBが売れるという事に気がつかなかった。
使わないなら、売ってしまえばいいじゃないかという単純な話もできそうである。
で、念の為にオークションの落札価格とかを調べてみたら…大体高くても15,000円程度だった。
…うーん、この価格だと悩むな(爆)
フルHDの液晶モニターの新品価格を考えれば結構良い価格なのかもしれないが、それぐらいの価格で売却するとなると…ちょっと悩む所もある。
三菱VISEO MDT242WGは、VAパネルのWUXGAというちょっと変わったパネルを使用している。いや、変わっているというのは、フルHDが標準と考えた時の事で、そもそもVAパネルそのものが珍しい。
古いモニターだが、マルチメディア再生に適した機能を持っていて、動画再生も滑らかにするような機能も搭載している。
液晶モニターが一気に価格が下がってしまう時期があったが、その前の製品で新品時には10万円超という価格だった。
だから…というのが頭をよぎり、15,000円程度だと売るよりは使った方がいいのかな、考えたくもなる。
今の所、売却せずにモニターアームを何とか調達して使用する方向で考えるが、いろいろ自宅にあるものを調べて見ると売れるものがあるのかもしれない。
とりあえず、このモニターはイイものだという事を再認識した上で、今後のプランを検討してみる事にしよう。