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自宅放送局高品位化

先日ブロードキャスティングの話をしたが、その機材の事。

アナログミキサーもデジタルに

先日のBlogの記事にTASCAMのMiNiSTUDIO CREATOR US-42を紹介したが、このミキサーはアナログミキサーになる。
だが、昨今のミキサー、少なくともネットによるブロードキャスティングを想定したミキサーは少なからずデジタルである部分がある。
それはUSB接続によってループバックする機能を持っている、という事である。
基本機能がPCにある関係で、PCからの音をUSB経由でミキサーに入力、ミキサーにてマイク等の音とPCの音をミキシングし、その結果の音声をPCへUSB経由で送信する…そういう機能を持っていて、そのやり取りをデジタルデータで行っている以上、ミキサー内ではデジタル信号を扱う必要がある。だからアナログミキサーと言っていても、完全なアナログではなくデジタルミキサーの要素を内包しているという事である。
ここ最近、TASCAMやYAMAHAの製品には、そうしたアナログミキサーでありながらデジタル要素を内包する製品が投入されている。
これらは、全てUstreamが話題になった頃に企画され、それが洗練された製品群である。家庭内が放送局になる。
そうした事を意図した製品という事である。
だが、各メーカーで多少思惑が異なるのか、製品に関する仕様でいろいろと違いがあるという事を知った。生放送を手軽に行いたい、という人にはそうした違いによる製品選びの一つとして参考にしてもらいたい。

YAMAHA AGシリーズ

YAMAHAがウェブキャスティングミキサーとして展開している製品がAGシリーズである。
AG03とAG06という製品があり、それぞれ3チャンネル仕様か6チャンネル仕様かで異なっている。
AG03は派生品としてAG03-MIKUという製品があり、こちらは初音ミクモデルとして本体のビジュアルデザインと付属ソフトに違いがある。
AG03の3チャンネル仕様と聞くと、チャンネルが少ないな、と思うかも知れないが、これはマイク1chとステレオ接続(Lで1ch、Rで1ch)を想定した構成であり、完全に一人用と考えるべき製品である。
対してAG06は6チャンネル仕様で、マイク系統、ステレオ2系統で合計6チャンネルという内容になっている。ちょうどAG03のチャンネル構成を2倍にした、と考えれば良いだろう。
だが、完全にAG03構成を2倍にしていないところが問題。
というのは、マイクを接続する端子はXLR端子だが、AG03はこのXLR端子に+48Vのファンタム電圧を通電させる機能があり、当然AG06にもその機能は搭載しているが、どちらも+48Vの電圧をかけられるのは1つのXLR端子のみ、となっている。だからAG06ならファンタム電源を必要とするマイクを2本接続できる、という事ではない事に注意が必要である。なかなか良い製品ではあるのだが…ただ、その問題以外の部分については、さすがはYAMAHAである。
コンプレッサー、イコライザー、エフェクト、ギターアンプシミュレータ等々、実に多彩な機能を盛り込んでいて、自宅で配信するにあたって機能的に不足する、という事は前述の件以外に全くない。
だからファンタム電源が必要なマイクを1本しか使わない、という事であるならば、この製品でクリエイティブな部分は全て賄えると考えて問題はない。

TASCAM MiNiSTUDIOシリーズ

先日Blogで記事にした製品がTASCAMのMiNiSTUDIO CREATORというシリーズである。こちらも2機種あり、US-32とUS-42が存在する。
だが、こちらはUS-32とUS-42で結構機能が異なっている。
US-42は、XLR端子が2つ用意されていて、2本のマイクが接続可能になっている。しかもこちらは両方とも+48V電圧をかけられる仕様になっていて、またどちらにもギターを接続できるようになっている。つまり2つのXLR端子に違いはない、という事である。なかなか良い感じの機材ただ、TASCAMのMiNiSTUDIO CREATORシリーズはこのXLR端子以外の入力がフロントパネルにあるステレオミニ端子のみであり、これで一応は2ch分のアナログステレオ入力が可能と言えるが、本格的な機器の接続には向いていない事がわかる。
とりあえずこのステレオミニ入力を合わせれば4chの入力が可能と言えるが、基本はPCで他音声を再生し、それをミキサーに入力、マイク等の音とミキシングしてループバック機能でブロードキャスティングする、という方向性のミキサーと言える。
ただ、このMiNiSTUDIO CREATORシリーズはPON機能が便利で、予め設定しておいた音声データ、例えば拍手の効果音とか○や×を表す効果音をワンボタンで再生させられる。これは家庭内でのブロードキャスティングとしては非常に便利な機能である。
他にもエフェクト等も搭載しているが、この効果に関してはYAMAHAのAGシリーズの方が充実していると言える。
ただ、US-42にはライン出力が搭載されているため、ミキシングした後の音声を他機器に流す事はできる。
また、下位機種のUS-32は、XLR端子が1つしかないが、かわりに内蔵マイク機能がある。但し、これらは排他利用なので、内蔵マイクを使うとXLR端子の機能は使えなくなる。
また、ライン出力を搭載していないため、US-32はあくまでもブロードキャスティングのみに特価した機器といえる。

どっちが良い?

YAMAHA製とTASCAM製、はたしてどちらが良いのか? という事になると、これはもう使い方次第としか言いようがない。
ブロードキャスティング以外のクリエイティブ機能に関して言えば、間違いなくYAMAHAのAGシリーズに軍配があがる。何より、ミキサーとしての基本機能はTASCAMのUSシリーズよりずっと上にある。だから動画等を自分で作りたいとか考えている人は、YAMAHAのAGシリーズの方が向いていると思われる。
一方、ブロードキャスティングにしか使わない、或いはそちら優先という人はTASCAMのUSシリーズの方が良いかもしれない。
ファンタム電源が2系統欲しい人はUS-42一択になるし、何よりPON機能が非常に便利。放送が一気にグレードアップする事間違いない。
どちらが自分に向いているか、よく考えて製品を選んで欲しい。

こういったブロードキャスティングを視野に入れたミキサーを導入する事のメリットは、コンデンサマイクというファンタム電源を必要とするマイクで、音声をグレードアップしつつ、放送品質を向上させられるところにある。
そもそも、ダイナミックマイクしか使わないとか、ヘッドセットだけで問題がない、とかいうレベルなら、PC標準のサウンド機能で賄っても十分かもしれない。
ただ、PC内のソフトウェアに全てを任せて、それでPCゲームの実況配信をしようとか考えた時、その負荷がすべてPCにかかる事を考えると、ミキサーがあった方がいいんじゃないか、と思うし、また品質向上という意味でミキサーを導入する価値は十分あると思う。
今、このタイミングでこうした製品を私が取り上げたのは、TASCAMのMiNiSTUDIO CREATORシリーズがいよいよもって発売された為であるが、これらの製品の登場によって、より自宅でのブロードキャスティングが容易になった、という事をもっと知ってもらいたいという気持ちもあっての事である。
ノートPCとミキサーとマイク。これだけで、自宅が高品位放送局になる時代がやってきた。つまりはそういう事である。
興味のある人は、こうした製品に一度目を向けてはどうだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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