(function() {function signalGooglefcPresent() {if (!window.frames['googlefcPresent']) {if (document.body) {const iframe = document.createElement('iframe'); iframe.style = 'width: 0; height: 0; border: none; z-index: -1000; left: -1000px; top: -1000px;'; iframe.style.display = 'none'; iframe.name = 'googlefcPresent'; document.body.appendChild(iframe);} else {setTimeout(signalGooglefcPresent, 0);}}}signalGooglefcPresent();})();

人形達ノ記憶

NieR:Automataのコンサート。

Blu-rayを観た

この土日に、2017年5月ごろに開催していたNieR:Automataのコンサートを収録した「NieR:Automata Concert~人形達ノ記憶~」を観る機会に恵まれた。
このコンサートのBDを当初は発売と同時に購入する予定でいたのだが、諸事情により購入に至らず、今になって観る事になったワケだが、実際に観て思ったのは、もっと早くに観ておけばよかった、という事であった。観た者の涙を誘う…このBDを今回観る機会に至ったのは、丁度この土日にニコ生で「NieR:Automata ぶっ通し生放送」というのをやっていて、27時間連続で関係者がNieR:Automataをプレイするという放送を観たからである。
そこで、ゲーム内では語られないエピソードが関係者からイロイロと語られたのだが、そのエピソードの一部は、前述のコンサート内で行われた朗読劇で一般公開された。
このコンサート内の朗読劇は、開催日毎に内容が変わり、その全てを聞く事で語られていなかったエピソードがいろいろと補完される形になっていた。
当然、競争率の高いコンサートの全てを観に行ける人もほとんどいないわけで、秋に発売されたBDに、その台本が収録されたのである。
今まで、その台本を読むことなく、エピソードを知らないままだったのだが、今回BDを観るにあたって初めて台本を読んだが、何とも悲しい、それでいて深い話が書かれていた。
この情報そのものは、2017年5月3日(だったと思う)に行われた、NieR:Automataのネタバレディナーショーでも語られていて、その時には内容は語られてはいなかったものの、ポッド042の声優でもある安元洋貴氏は、絶対にこの台本は見ておくべきと語るほど、内容の気になるものであった。
今回、BDを観るにあたって、その台本を読んだのだが…コレ、ホントにその場で当て込んで作ったシナリオなのか? と衝撃を受けてしまった。

ヨコオタロウ

NieRシリーズのディレクター、ヨコオタロウ氏の独特の世界観もさる事ながら、今回の「人形達ノ記憶」の台本に関しては、特筆すべきその創作テクニックがある。
ヨコオタロウ氏のシナリオは、順番通りに書かれる事があまりなく、演じている声優たちも台本からストーリーを理解する事はなかなかにして難しいという話が、前述のネタバレディナーショーで語られている。
そしてこの「人形達ノ記憶」の台本は、舞台に参加できる声優のスケジュールが全員合っていないので、出演する人で構成した内容にしなければならず、まるで穴埋めするパズルのように登場人物を組合せ、台本にしなけばならないという状態だったそうである。
普通なら、それでシナリオを構成する事など難易度が高すぎて実現不可能な所だが、ヨコオタロウ氏はどうもコノ手の穴埋めが得意らしく、短いスケジュールで書き上げてしまったらしい。
何という恐るべき才能だろうか?
頭からシナリオを書くだけでも大変なのに、既に公開してしまっているストーリーと整合を取りながら、登場するキャラクターを制限され、それでも話として成立させるという芸当は、並の才能ではできないと思う。
その凄さを「人形達ノ記憶」では実感する事ができる。素晴らしい音楽と共に紡がれる悲しきストーリーは、とてもそのような穴埋めで作られたもののようには感じない。

音楽劇と舞台

NieRの世界は、このコンサート以外にも他メディアに展開している。
それが女性声優のみが参加する「音楽劇ヨルハ」と、男性声優のみが参加する「舞台少年ヨルハ」である。
共にNieRの世界観を継ぐものであり、特に「音楽劇ヨルハ」は、ゲーム内にも登場する真珠湾降下作戦を扱ったストーリーである。
真珠湾降下作戦は、ゲームの主人公2Bや9Sの原型となったアンドロイド達の話で、このストーリーを深く理解する事で、ゲーム内で明らかにされていなかった部分がハッキリすると言われている。

こうした音楽劇や舞台が成立するNieRの世界だが、何故成立するのかというと、それはゲームに使われている音楽がとんでもなく素晴らしいからである。
近日にピアノアレンジ版も発売されるのだが、とにかくゲーム音楽とは思えない程の良さで、PS3で発売されたNieR RepliCantの時も、さらにその前のドラッグ オン ドラグーンの頃からも、音楽の素晴らしさは語り継がれていた。
それら素晴らしい音楽があったからこそ、音楽劇やら舞台という方向にストーリーを傾ける事ができたわけで、私はある意味これがホントの「マルチメディアミックス」なのではないかと思っている。

何はともあれ、NieR:Automataをプレイするだけでも、NieRシリーズの一端を垣間見る事ができるので、ぜひとも半額セールの内に未プレイの人は体験して欲しいと思う。
27時間ぶっ通し生放送でも言っていたが、発売から一年が経過した作品の生放送で30万を超えるコメントを集める事のできる作品はそうはないと思う。
決して大団円を期待できる作品ではないが、儚き人形達の悲しき運命をぜひ体験して欲しいと思う。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version