やはりコントローラー問題は大きかった。
ステアリングが欲しい
PS4 Proを購入した時、ソフト2本が付いてくるというキャンペーンがあったので、その時に選んだ1本が、グランツーリスモSPORTだった。
インストールしているので、更新が来るとその更新データを自動でインストールし続けているので、常に最新版にはなっているようだが、実はプレイそのものは僅か数回しかやっていない。
カーレースゲームが嫌いというわけではないし、逆に好きな部類ではあるのだが、それでもプレイに結び付かない最大の理由は、やはりそのコントローラーにあった。
PS3の頃から感じていたが、グランツーリスモシリーズは、やはりステアリングコントローラーがないともうどうにもならない領域にあると言える。
どんどんとシステムがリアルになっていくと、その分、操作自体もシビアな要求が増えてきて、普通のアナログスティックでは操作仕切れなくなってきていた。
ある程度まではもちろんプレイはできるが、ネット上に上がってくるタイムスコアを見ていると、とてもノーマルのコントローラーで実現できるものとは思えないものばかりで、結局ステアリングコントローラーの有無でそのゲーム性そのものが変わる時代に突入した、と判断していた。
が、分かっていたのに、PS4 Proの購入時に選んだソフトがグランツーリスモSPORTだったワケである。半ば自業自得なわけだが、だったらステアリングコントローラーを導入すればいい、というわけで、実は今までずっとステアリングコントローラーを何とか安く買えないかと調査していた。
しかし、価格対性能比で見ていると、満足いくものを購入しようと思えば平気で5万円を超えるという状況に変わりはなく、結局今まで手付かずのままになってしまっている。
これではこの先もずっとこの状態が続いていくなと感じるのだが、ステアリンクコントローラーに求めるものを減らせば、ひょっとしたら…と思い始めた。
ハンドルがあればいい…
究極の話、ハンドルがあればいいや、と考えれば、今の段階でも2万円以下でステアリングコントローラーは購入できる。
だが、あまりにもチャチで、路面状況を把握出来ないコントローラーだと、折角の臨場感が台無しになってしまう。
この臨場感を出す為に、高級なステアリングコントローラーはフォースフィードバックという、路面から伝わる反力を再現している。この反力は、あれば確かにリアルなのだが、コイツのおかげでステアリングコントローラーが高価になっている事を考えると、まず諦めるべきはフォースフィードバックなのかな、と考えられる。
では路面感覚をフォースフィードバックなしで感じるにはどうすればいいのか?
この問題に一つの解決策を見出したのが、あのHORIである。
振動機能を使って、細かい路面状況を掴むことができれば、フォースフィードバックなどという高価な仕組みは不要になる、と考えたようである。
で、結局7月から、PS4とPCに対応した「ワイヤレスレーシングホイールエイペックス」が発売される事となった。価格は17,258円(税込)。名称にワイヤレスとあるように、コイツはBluetooth4.2でPS4やPCに繋がる仕組みなのだが、残念な事にステアリングユニットとフットペダルユニットは有線接続になる。
バッテリーを搭載しているので、従来のフォースフィードバック機能を持つコントローラーのように電池交換も不要になっている。
安くはないが…
まぁ、使い勝手は実際に使ってみないとわからないのだが、フォースフィードバック機能がないので価格はそこそこに抑えられ、それでいてバッテリー方式の無線コントローラーなので、ちょっとしたプレイならこの「ワイヤレスレーシングホイールエイペックス」は一つの選択肢になるのかもしれない。
あとは…価格を許容できるかどうかの問題だけである。
ま、それが大きな問題なんだけどさ(-_-;)