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PCエンジン mini

ま、順当に考えればこうなるかな。

ファミコンと共存した次世代機

32年前、Huカードという薄い板状のものにゲームを詰め込み、それをスロットに入れる事で違うゲームと遊べるという名目で登場したPCエンジン。
NECホームエレクトロニクスから発売されたそのコンシューマ機は、ファミコンの次世代を担う機器としてハドソンからより高性能なハードウェアが欲しいという声から開発が始まったとされている。もちろんその声だけで開発が始まったワケでなく、NEC社内において計画されていたCD-ROM機開発の思惑もそこに含まれた結果の話ではあるが、ファミコンやセガマークIIIの競合機、或いはその次世代機として1987年に投入された。
このPCエンジンの開発に関しては、正直言ってマトモなビジネスという流れで開発されたとはとても言えない。
詳しくはWikipediaで見てもらいたいが、ファミコンで思わぬ大金を手にしたソフト開発者たちが自分達の望むものを作りたいという思いだけでプロトタイプのCPUを作ったのが、PCエンジンの始まりである。
そう考えると、作られた経緯は何となくAppleやApple IIに似たようなところがなきにしもあらずである。
また、PCエンジン本体発売後、一年でCD-ROMドライブを追加するユニットが発売され、世界で初めて家庭用ゲーム機としてCD-ROM搭載を可能にした。
このCD-ROMドライブ搭載によって、ゲーム業界は大きく変わったと私は思っている。
当時、ゲームのBGMはFM音源もしくはSSG音源(PSG音源など含む)が当たり前だったが、CD-ROMは通常のオーディオデータを収録する事ができるため、ゲーム音楽が一気にリッチ化した。
また、大容量データを扱う事が出来る様になったため、比較的簡単にアニメーショングラフィックスを扱う事も可能になった。ゲームの表現力という部分では、半導体ROMに頼っていた時代には出来なかった事を比較的安価に可能にしたわけで、業界が大きく変わっていったのはむしろ当然の事だったと言える。
このような流れから、ファミコン一強だった時代に、一定の割合でPCエンジンが新たなプラットフォームを築いた事の意味は大きいと私は思っている。

コナミから復刻

そんなPCエンジンだが、現在NECホームエレクトロニクスはPCエンジンの後継機を作っておらず、また開発に携わったハドソンも現在はコナミの子会社化を経て現在はコナミに吸収合併されてしまった。
それから32年の時を経て、コナミからPCエンジン miniが発売される事が発表された。

おそらく、他社機器の動向を見ての判断なのだろうと思うが、眠っていた過去の遺産でビジネスを展開する上で忘れてはならないものをこのハードに込められるかで、このビジネスが成功するか失敗するかが決まる、と私は思っている。
メガドライブミニがとんでもない盛り上がりと共に人気になったのには理由がある。
メガドライブのゲームが好きで、メガドライブ自身が好きで、当時のゲームが好きで堪らない、という人が、その収録ラインナップから収録タイトルの拘りをとことん突き詰める事が出来ていると言えるから、メガドライブミニは発売前ながら爆発的な人気を得た。
そこにあるのは、セガというメーカーに対する愛と、メガドライブというハードウェアに対する愛、そして移植するとなったらとことん完全を突き詰めるという拘りがなくては、成立しない。
メガドライブミニを待つ者がPlayStation Classicを評価しない理由は、それらが完全に欠けているからだ。
だから、PCエンジン miniが順当に評価されるには、メガドライブミニのようなPCエンジン愛がなければならないし、少なくとも単純にエミュレーションで動作させればいいという安易な考えでは、ゲーマーには受け入れられない。
私がこのPCエンジン miniに感じるのは、まさにこの不安要素である。
コナミは、果たしてどこまで拘るつもりでいるのだろうか?
気になって仕方が無い。

造形から拘ってない?

PCエンジン miniの情報が公開された時、その本体の画像が確認できたワケだが、正直、造形から拘りが足りないな、と思った。
今はまだモックアップなのか、それともCGなのかはわからないが、特徴的なHuカードのスロットが潰されていた。少なくとも初代PCエンジンの姿をとるなら、Huカードのスロットを潰してしまっては意味がない。
メガドライブミニでは、メーカーであるセガから、モックアップではあるものの、メガドラタワーミニが実現可能な合体パーツが発売された。もちろん、見た目以外に意味のある製品ではないのだが、これが遊び心であり拘りである。
特にPCエンジンはCD-ROM2(ロムロム)に合体できるというギミックがあったりするので、それらのパーツが発売されるぐらいの遊び心は欲しい所。
もちろん、普通なら発売しないのが当たり前だから、発売しないでも良いのだが、それならば当然中身には相応の拘りが欲しいところ。
それなくして、売れるハードには成り得ないだろう。

ロムロムタイトルも収録される?

現在このPCエンジン miniの発売を発表した段階では、6本のタイトルが収録される事が発表されている。
スーパースターソルジャー、THE 功夫、PC原人、悪魔城ドラキュラX 血の輪廻、イースI・II、ダンジョンエクスプローラー、とこれらが収録されるようだが、Huカードタイトルだけでなく、CD-ROMタイトルも含まれている。ここは素直に喜んでイイ部分だと思える。
CD-ROMタイトルは当時の名作も多いので、ぜひとも収録して復刻してもらいたいところだが、問題は一体全体、何本のタイトルが収録されるかがまだ未定だというのが、気になる。
メガドライブミニは最終的に新作含めて42本が収録された。ある意味驚異的な本数であるし、何より新作が2本追加されているという、謎仕様である。
もちろん、この謎仕様をマネしてPCエンジン miniにも新作を収録しろ、とは言わないが、名作揃いのPCエンジンタイトルのもっとも濃いエッセンスをちゃんと厳選して収録、再現してホシイというのが、マニア達の希望である。
特にPCエンジンのタイトルは版権的に難しいと思われるタイトルもあるので、それらを収録可能となれば、マニアからは一気に支持されるようになるだろう。
そうした拘りを見せてくれる製品になって欲しい、と私は切に願うのみである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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