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Daily Archive: 1月 18, 2020

ARM搭載のSurface発売

これから期待したい一品。

Surface Pro X

MicrosoftからARMベースCPU「Microsoft SQ1」を搭載した13インチタブレットPC「Surface Pro X」が発売され、店頭に並んだ。
2019年の秋にMicrosoftから製品発表があった時には、まだ未発売だったものだが、その当時からARMベースCPUが搭載されている事で注目されていた一品である。
ARMベースがどこまで使えるものになるのか…製品ラインナップとしては、メモリ8GB/ストレージ128GBモデル、メモリ8GB/ストレージ256GBモデル、メモリ16GB/ストレージ256GBモデル、メモリ16GB/ストレージ512GBモデルの4つのモデルが存在し、価格は順に142,780円、164,780円、204,380円、241,780円(全て税込)となっている。
本製品はタブレットPCなので、2in1として機能し、キーボードとペンは別売りになる。本体と同時に発売されており、「Surface Pro X キーボード」が18,040円、「Surface スリムペン」が17,490円、「Surface Pro X signature キーボード(Surface スリムペン同梱)」が32,560円となる。
搭載されるWindows10は、Windows10 Home Editionで、ARMアーキテクチャで動作する専用OSになる。最大の特徴…というか問題は、x64アプリが動作しないという事で、x86アプリしか動作しない。使えるアプリケーションに相当な制限が発生するのが、最大の問題、と考えるが、それを割り切って使って行くしかない。
ただ、誤解して欲しくはないが、64bitアプリケーションが全く動かないというわけではない。Surface Pro Xで動作するのは、Windowsのx86アプリケーションと、ARM86アプリケーション、そして64bitのARM64アプリケーションが動作する。つまり、Windows上で動作するARM用の64bitコードである「ARM64」という分類になるアプリケーションは動作する。つまり、今後ARM64のアプリケーションが登場する予定がある、と考えて間違いないだろう。
その影響なのか、ウィルス対策ソフトに関してはWindows10に標準搭載されているWindows Defenderしか使えない、という制限もある。この辺りはよく理解した上でSurface Pro Xを見ていく必要がある。

ハードウェアとしては申し分なし

ハードウェアの特徴としては、13インチPixelSenseディスプレイ(2,880×1,920ドット)、Qualcomm製LTEモデム内蔵、11ac無線LAN、Bluetooth5.0を搭載し、インターフェースとしてはUSB3.2 Gen2 Type-Cが2個口、Surface Connectが1個口、nanoSIMスロットが1個口、搭載されている。
なお、Qualcomm製LTEモデムを内蔵しているだけでなく、これに接続されるSIMは、前述のnanoSIMだけでなくeSIMもサポートしている。
これらインターフェースでの問題は、ARM版Windows10向けのドライバを必要とする事である。このような制限事項の詳細は、Webサイト「Microsoftドキュメント」に掲載されている…としているが、正直「Microsoftドキュメント」を見ても非常に分かりづらく、一部はまだ英語サイトのままになっているので、大きな期待はしない方が良いと私は見ている。
そう考えると、一種「人柱的」な側面をまだ持っている製品というイメージが私にはある。

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