XLink Kaiの難しさ

 USB無線LANアダプタが届いたため、モンスターハンターポータブル 2nd G(以下MHP2ndGと略)でオンラインプレイ可能かどうかテストしてみた。
 …いや、その前にUSB無線LANアダプタを認識させるところで大きく躓いたわけだが…
 噂には聞いていたが、何という恐ろしい製品か。
 マニュアルや公式サイトに書かれている事がほとんど役に立たない。
 これでよく“簡単”とか謳えるものである。
 とりあえず、PCにUSB無線LANアダプタを認識させるだけでも普通通りでは上手くいかない。
 付属CD-ROMに収録されているドライバでは、認識できなかったのだ。
 これは相当に苦労する。
 その覚悟を決めるまでに要した時間は、わずか5分だった。
 …ホントに店頭で売られてる商品かよ orz


 まず、付属CD-ROMの音声ガイドに従ったインストールだとひょっとしたら上手くいくかもしれないという事を先に言っておく。
 だが、それもひょっとしたらというレベルの話。
 何しろ、使う事になるドライバは同じものなワケだから、多分うまくいかない。
 なので私はとりあえず公式サイトから最新版のドライバをダウンロードして使ってみた。
 するととりあえずUSB無線LANアダプタをOSが認識するところまでは行った。
 だがネットワーク機器は認識したからといってすぐに使えるようになるワケじゃない。
 ちゃんとネットワークを形成できないと意味がない。
 インストール時に、コンフィグレーションツールをMicrosoft Zero Configuration Toolに設定しろという説明がサイトにあったため、ずっとそれを使うものと思っていろいろ設定していたが、どうにもうまくいかない。
 今回の私の目的は、アクセスポイントとして使用する事ではなく、このUSB無線LANアダプタでピアツーピア通信を可能にする事なのだが、アドホックモードにしたPSPを認識はしているものの、接続がうまくいかない。
 設定できるところは元々そんなにあるワケではないため、あっという間に手詰まりになった。
 なので思い切ってPCIのConfiguration Toolを使ったところ…PSPを認識ししかもそれで接続が可能になった(爆)
 ホント、サイトに書いてある事すらアテにならんとは…。
 無線LANの設定がなんとかなっても、問題はまだ残る。
 XLink Kaiの日本語版の使い方がサイトに載っておらず、またどうやってPSPとリンクさせるのかの説明がないのである。
 とりあえず、XLink KaiのログインはPC上から出来る事は確認しているため、残る問題はXLink Kaiを利用するにあたっての接続手順である。
 XLink Kaiのクライアントから起動して進めればいいのか、先にPSPを通信させてから始めればいいのかがわからない。
 結局、どうやらXLink Kaiのクライアントから立ち上げて、接続する階層を選んだ後にPSPで接続する事で、その階層にPSPで接続した…という事になるようだ。
 こんな説明、公式のどこにも載ってない。
 とりあえず、単体では何とかなったが、実際には誰か他の人とテストしてみないと何とも言えない。
 実際に部屋を作ってみても、外からではそれがどのような状態に見えるかもわからないため、一人ではなかなか試せない事も多い。
 知人とまたいろいろやって試してみたいと思う。
 上手くいくといいが…

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version