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Tagged: Intel NUC Compute Element

Intel、NUC事業終了

10年にわたる純正小型PCはその役目を終えたようだ。

Next Unit of Computing

IntelがNext Unit of Computing(NUC)という小型PCのソリューションを発表したのは2012年のことだったと思う。
その翌年には実際の製品が投入され、初代に搭載されたCPUはSandy BridgeベースのCeleronだった。2代目になるとIvy BridgeベースのCore i3やi5が搭載され、その後10世代にわたって製品が投入された。
途中、性能に振り切る形だけでなく、省電力性を追求して第7、8世代のGemini LakeベースのPentiumやCeleronの製品が投入されたりもしたが、小型で使えるPCというコンセプトで製品開発が行われていたと思う。
小型PCの夢は永遠である
そんなIntel NUCだが、Intelがこの事業への直接投資を停止したことが明らかになった。
実際には、製造のことなどに関してのコメントは出ていないようだが、投資しないということは事業そのものを終わらせるということだろう。
いろいろな事情があって、事業を終わらせるのだろうが、一つの側面で見ると、IntelでNUCを開発するという必要性がもうなくなった、と見る事ができる。
というのも、最近は小型で高性能なPCがいろいろなメーカーから発売されており、MINISFORUMやBeelink、CHUWI、GMKtecといったメーカーから多岐にわたる製品が投入されている。
しかも価格的にもリーズナブルなところもあり、あえてIntelがそこに注力する必要を感じることがなくなった、ということなのかもしれない。
Intelとしては、現在発売されているNUC製品の継続的なサポートは行われるようなので、製品を持っている人は安心してもよいのではないかと思う。…ま、その必要性を感じている人はそう多くはないと思うが。

製造プロセスの微細化

NUCという小型PCがまず実現可能になったという背景には、絶対的に半導体の微細化プロセスが進んだという側面は外せないと言える。
ノートPCもそうだが、まず半導体の性能が微細化によって進んだことで、GPUを内蔵しつつ、マザーボードそのものの機能を統合、全体のフットプリントの縮小が可能になったことで、とにかく小さく作る事が可能になったことが、NUCの登場を促したことは間違いない。
また、ノートPCと異なり、デスク上でタイピングしやすいキーボードを使用し、それでいてデスク上をスッキリさせるということで考えると、デスクトップタイプの小さなものが理想になる。ノートPCのキーボードだと、大量かつ高速に処理する入力作業には不向きだし、そうしたニーズを考えると、NUCという考え方はデスクトップPCの一つの側面の正統進化だったように思う。
現在では、搭載するGPUの性能が向上し、さらにCPUのマルチコア化も進んだ事で、小さいPCであっても性能はあまりある(さすがにコレは言い過ぎか)、なんてPCもある。
しかも小型PCでありながら、ディスクリートGPUを搭載したものもあったりと、その多様性はこの10年で随分と広がったように思う。
この方向で考えると、何もIntelだけがこのようなスタイルを進めていたわけではなく、AMDのAPUがその後押しを随分としていたように思う。
そもそもAMDのAPUはCPUとGPUのヘテロジニアスコア(異種混合コア)を実現し、搭載するキャッシュメモリの共有化を進めて効率化を図るところにその真髄があった。
実際、APUは性能的に優れているところが多く、AMDのCPUアーキテクチャがIntelと同等だったなら、性能はAPUの方が上だったと言える。
そうしたCPUやGPUの進化と共に、製造プロセスの微細化が進み、システム全体の小型化が進んだことがNUCという方向性を作り上げてきたことは間違いない。

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ユニット化されるPC

Intel NUC Compute ElementがCES2020で発表されて以降、少しずつ姿が見えてきた。

モジュラー式システムボード

IntelがCES2020で発表した「Intel NUC Compute Element」は、ミニPCや統合システムを比較的簡単に構築する為の仕組みとして考えられた、モジュラー式システムボードになる。
CPUとメモリ、インターフェース類と通信システムなどを搭載したものでシステムボード、シャーシと組み合わせる事で、小型デスクトップPCや統合システムを作る事ができる。
Intelは「Intel NUC Compute Element」を中核にしてシステムボード「Intel NUC Board Element」、シャーシ「Intel NUC Chassis Element」というIntel独自の製品を想定しており、それらを組み合わせて「NUC(Next Unit of Computing)」を構築できるとしている。
この構想のメリットは、CPUが古くなったり、メモリが不足したりした場合は「Intel NUC Compute Element」のみを入れ替える事で、PCそのものをアップグレードできる事であり、そこを最大の利点としている。
自作PCの世界では、CPU、マザーボード、メモリ、ストレージ、GPU、電源、ケースがあれば完成したPCが構築できるよう構成されているが、実際にはマザーボードに多くの機能が集中しており、このマザーボード内の機能を切り離したりする事は非常に困難であり、また交換する際にも結構な手間がかかるのが通例である。
「Intel NUC Compute Element」は、それらをもっと簡単にする事を目的としている側面があるため、いわゆる自作PCとは似て非なるモノ、と考えた方が良いだろう。

第11世代Core

現在IntelがNUCとして想定している「Intel NUC Compute Element」に使われているコアは、第11世代のTiger Lakeが搭載されたものになる。
中身はもっとユニット化が必要それぞれ、現時点では6ラインナップがあり、以下のようになる。

・「CM11EBC4W」Celeron 6305/4GB
・「CM11EBi38W」Core i3-1115G4/8GB
・「CM11EBi58W」Core i5-1135G7/8GB
・「CM11EBv58W」Core i5-1145G7/8GB
・「CM11EBi716W」Core i7-1165G7/8GB
・「CM11EBv716W」Core i7-1185G7/16GB

自作PCとの違いで最大の問題は、「Intel NUC Compute Element」単体ではメモリの増減ができないので、現時点では16GB以上のメモリは搭載する事ができない。
おそらく、32GBの選択肢がない理由は、もっとCPUがハイパフォーマンスだとあり得るかも知れないがこのコア性能のもので32GBのメインメモリを必要とする想定がないという理由ではないかと思われる。
実際の製品としては、単純な小型PCに見えるもので、使い勝手としては小型PCをデスクトップで使用する、という極々当たり前な使い方になる。
見た目からは特別感がまるでないのは、モジュール式と歌いながらも、それらを交換する手順が容易ではないからだと言える。
今のままだと、単にIntelが自作PCのパーツをある程度纏めてユニット化しただけ、という感じなので、有効性があまりない。
これなら私は自作PCでいいかな…と思ってしまうが、それは自作PCの組立の経験者だから言える事であり、未経験者からすれば、少しでも纏まっていた方がわかりやすいだろうから、Intelのこの構想はいままさに試験段階、という感じなのかも知れない。

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