ウチは基本的にテレビは父親の独占物になっている。
母親はコレといった番組がない限りテレビを食い入って見る事もないし、私はほとんどテレビを見ない(もちろんちょっとは見るが)。
その父親がよく見るチャンネルは…NHKかテレ東。もちろん、テレ東は特定の番組(たとえば○○鑑定団とか)のみ見るといった感じだ。
その父親が見ていたNHKの夜のニュースで“東芝HD DVD撤退で調整”と報じられた。
何?!と驚いたのは私のみ。
父親からしてみると未だDVDもよく理解していないワケであり、Blu-rayがナニモノでHD DVDが何様か、まったく理解できていない。ちなみに父親が未だ録画するために使っているのはVHSである(S VHSでもない)。
正直、東芝グループがHD DVDから撤退をするというのは考えにくい話だと思っていた。
しかし、ワーナーがBlu-rayへと流れた事による業界の標準フォーマットの流れは以前から比べて驚くほどに変わっていったし、標準フォーマットがBlu-rayへと変わっていけば、東芝製のPCや家電だってその流れに真っ向から逆らっていけるものではないと思う。
おそらく、そう遠くないウチに正式に撤退という表明が出される事になる事は間違いない。
ただ、そのタイミングが問題だ…と一番実感しているのは、おそらく東芝ではないかと思う。
私の予測通りの流れになってきた。
Blu-rayへと進んでいく速度は今後もっと速くなっていくと思う。
VHS vs ベータの時、家庭にはVHSが普及し、テレビ局などの映像業務ではベータが細々と生き続けたが、HD DVDはベータのように一部の業界でも生きていく事もできないかもしれない。
ベータが生き残れたのは、その画質の良さに定評があったからだが、HD DVDは画質そのものはBlu-rayと何ら変わりがない。
HD DVDはこれから先どうなっていくのだろうか?
せっかくの技術だが、消え失せてしまうのだろうか?
2008/02/16 • no comments