4月27日に申し込んだReason4のアップグレードキャンペーン品が本日届いた。
以外に大きな箱で届いたため、何でかなぁと思ったが、よくよく考えてみたら、今回のアップグレード品はキャンペーン品であり、一緒に追加キットのDram Kits2.0が付属しているからであった。
箱を開けると、無愛想にアップグレードのReason4とDram Kits2.0、そしてオマケのUSBメモリが入っていたが、各々そんなに重くないところが、なんか価格とのミスマッチで微妙な感じ。
ただ、昔Reasonを2.0から2.5にアップした時は、箱がやたらと重かった記憶があり、何で軽いんだろうとふと気になったのも事実。
だが、その疑問はReason4の箱を開けてすぐに理解できた。
箱を開けると紙が2枚とDVD-ROMが1枚、あと薄めのマニュアルが1冊入っていた。
昔はCD-ROMで供給されていたため、3枚くらいのメディアに分けられていたのだが、今の世は既にDVD-ROMであるため、まずメディア枚数が少ない事が軽くなった原因の一つだ。
そしてもう一つの理由はマニュアルにあった。
昔はこのマニュアルが非常に重かった。何しろ何百ページとあったのだから。だが、今回のアップグレード品は追加された機能が記載された簡易マニュアルのみが付属していた。ある意味、3.0をすっ飛ばしてきた私からするとかなり痛い仕様である。
そして紙2枚とは、アップグレードパスが記載された紙と、そのアップグレードパスで正規のレジストレーションコードを入手する為の方法が記載されたもの。
要するに、パッケージの中はこれだけしか入っていないのである。
Dram Kits2.0も殆ど同じ。
メディア1枚と薄めの英語マニュアル、レジストレーションコードが記載された紙と日本語PDFマニュアルが入ったCD-ROMのみ。実に軽い仕様だ。
この2つの箱とUSBメモリだけなのだから、箱がデカイわりに軽いというのも頷ける。
Reason4のインストールは至って簡単。
今やメディア1枚なのだから、メディア交換も何もない。
インストールフォルダを決めたらあとは自動。
初回立ち上げる時にオーディオデバイスを何にするかだけ聞かれるが、基本的にそれすらも自動で選べる項目を摘出してくれるため、本人は殆ど何もしなくてもいい。
Dram Kits2.0はもっと簡単で、自分がReFillファイル(今回のDram Kits2.0のように追加で入れる音源サンプル)を格納するフォルダを決めているのならそこにファイルを移動させるだけ。もし決めていないなら、Reason4と同じフォルダに入れてもいい。
このあたり、実にMacっぽい。
これらのインストールの後、公式サイトに行き、マイナーアップデートがないかを確認する。
Reason4.0.1が公開されていたため、153MBをダウンロード、そのまま実行でアップデートした。
これでインストールは完了である。
ちなみに使用しているオーディオデバイスは、USBオーディオのDr.DAC2を指定。ホントはASIO対応のオーディオカードがあればそれを使うのがいいのだろうが、今手持ちにないし、何よりそこまで高等な事をやろうというワケでもない。Dr.DAC2は音としては良い音を出すため、とりあえず個人レベルでは問題なし。
ちなみにまだMIDIコントローラーも未指定。
手持ちにRolandのPC-300というUSBキーボードを持っているが、それはまだデバイスドライバすらインストールしていない。
近々入れてみようと思っている。
で、インストール後、とりあえず音を出してみないことには仕方がないので、昔DTM Magazineに収録されていたブラザーナオが作曲した曲をReason4で立ち上げてみた。Reason1.0の仕様で立ち上がるため、今回の4で立ち上がらない事はないと思ったが、案の定問題なく立ち上がる。
そして演奏させてみたら…これが前より音が良くなってる!
ってよく考えてみたら昔とオーディオデバイスが違って今やDr.DAC2なのだから音がクリアになっていて当然。
ひとしきり聞いたところで新機能のいくつかを試してみる。
いやぁ、メニューが日本語になってるって素晴らしい(爆)
新機能をいろいろ試してみようと、シーケンサを独立させてみたり(これは3.0でも出来たと思うが、シーケンサそのものが新しくなっているらしい)、新しいデバイスのいくつかを既存ファイルに追加してバイパスしてみたりとやってみたが、予想していたよりもずっと多くの事が出来、また複雑になっていたため、さらに敷居が高くなったかも…。
ま、敷居が高いことは最初から分かっていたことだが(爆)
とりあえずこれで準備という準備は万全となった。
あとは私が音楽というものとどう向き合っていくかという事。
本音を言えば、それはもう何か一つの楽器演奏から始めていけばいいのだろうが、とにかく手元にあったものを再利用したのが今の状態。
どうにもならなければ、楽器演奏から始めるしかないワケで、それはその時考えるしかない。
もう一つもっているデバイスであるUSBキーボードを繋ぎ、試行錯誤から始めようと思っている。
…なんだ、鍵盤楽器から始められるじゃないか(爆)