最近はインターネット接続も極々当たり前の事となり、それらに使用する機器の値段も随分と安くなった。
中堅どころのルーター製品は未だに高いものもあるが、一般家庭で使用する製品のほとんどは1万円以下になり、安いものだと2,000円台からルーターが存在する。
有線LANルーターも未だに残ってはいるが、ほとんどの製品が無線LANルーターとなり、それの価格ですら4,000円台が存在し、今や有線LANルーターを選ぶ意味すらなくなりつつある。
私が今から6年くらい前に購入したルータは、NTT-MEから発売されたMN8300Wというルーターだが、これが発売された頃というのは、まだ光回線そのものが一般に出始めた頃であり、対応地域も限られていた。
つまり、私は同じルーターを既に6年以上使用しており、今のところそれでも問題なく稼働しているのだが、最近の暑い日々の中で、熱暴走するのか突然機能不全になる事が見られ始めた。
もっとも、それでも再起動させれば普通に動くし、部屋の温度が27~28℃くらいになれば何ら問題なく動作するのだが、無線LAN環境も最近のIEEE802.11n仕様を視野に入れると「そろそろ新しいルーターに乗り換え時期かな?」と思えてもくる。
今年買い換えたテレビとBlu-rayレコーダにもLAN接続が可能なワケで、それらを接続するとなるとやはり5GHz帯での無線接続でないとHDデータのやりとりは厳しいとなると、これはもう買い替え時期だろうとより強く思えてくる。
一度そう思い始めると、購入前提でどのルーターが良いのか気になるわけで、いろいろ調べ始めた。
だけどほとんどの場合でこの「NEC Aterm WR8700N」シリーズが浮上してくる。
BUFFALOやコレガ、プラネックスにも同等製品はあるのだが、コレガとBUFFALOのルーターは個人的にどうしても受け入れがたく、プラネックスは「NEC Aterm WR8700N」と同等製品がまだ存在しないため、やはり「NEC Aterm WR8700N」一択になってしまう。
まぁ、評判も悪くないため、これのイーサネットコンバータセットは、ある意味“買い”のルーターなのかもしれない。
いろんなサイトで「NEC Aterm WR8700N」の評価などをしているが、その記事で気になるのは、5GHz帯の通信より2.4GHz帯の方が強いという事。
別に5GHz帯で通信できないわけではないし、個人で使用する分には何ら問題のない話とは思うが、無線LANは実際にその環境下で使用してみない事にはわからない難しさがあり、さてどうしたものか、と思ったり。
イーサネットコンバータ付きを検討しているのは、テレビとBlu-rayレコーダを接続するのにコンバータを使用し、そこから無線LAN接続を考えているから。ちょうとこのコンバータにはLANポートが2個付いているため、1台のコンバータでテレビとBlu-rayレコーダを接続できる。
コンバータにスイッチングハブを接続すれば多分まだ拡張はできるだろうから、もしテレビ横にPCでも置こうかなどという話になれば、そういう運用でもいいだろうし、どうせならそのPCにUSB無線LANアダプタをつなげてやるというのでもいいかもしれない。
ま、組み合わせはいろいろある。
とりあえず、もう少し悩んでみようかと思うが、他社から新製品の話もあまり聞かない為、多分「NEC Aterm WR8700N」に決めてしまうのではないかと思う。
何げにNEC製ルーターは初めてであるため、ちょっとした不安はあるのだが、BUFFALOやコレガと比較すれば安心できるかな、と漠然に思ったりしている。
私はもともとルーターはYAMAHA派だったのだが、YAMAHAから民生用のルーターはもうRT58iが出ているのみで、これも数年前の製品。それでも今なお高性能モデルなのだが。
ま、もう少し悩んで決めようと思う。
夏休みには新しいルーターで接続している…といいなぁ。
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