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気がつけばあと2週間

 ニンテンドー3DSの発売まで、気がつけばあと2週間と迫った。
 ネットでは予約するのにサイバーテロなみのアクセスがあったのも懐かしい話ではあるが、泣いても笑ってもあと2週間で発売である。
 だが、不思議な事に私としてはそんなに待ち遠しいという感覚がない。
 もちろん、それは予約できなかったから…という理由ではなく、新しいものが発売されるという、いつもなら期待感みたいなものがあるはずなのに、それがない。
 やはり先日発表となった“Next Generation Portable”つまりNGPのインパクトが強かったからだろうか?

 たしかに立体視は新しいものだが、これによって大きくゲームが進化するかどうかはまだ未知数だ。しかしNGPは背面タッチパッドや6軸センサーなどインターフェースだけで見ても何かを感じさせるものがある。
 ハードウェアとしてどちらが魅力的か?
 もちろん個人差はあるだろうが、私からするとNGPの方が上をいく。


 しかし、だからといって私は立体視が魅力的ではないとは思わない。
 ゲームの一つの可能性を引き出してくれる重要なファクターだと思っているし、演出という面で立体というのは無限の可能性があると思っている。
 例えば、私が昔見た映画「ブレードランナー」に、写真から立体的に情報を得るというシーンがある。
 写真は普通の二次元のもののように見えるのだが、それをある装置を使って解析すると、その写真に写った画像の奥行き方向へと画像が進んで行き、さらにそこから画角を変えて普通の写真では絶対に見ることの出来ない方向にあるものを見る事ができる、というシーンがある。
 これは明らかに普通ではあり得ない事なのだが、要するにブレードランナーの世界の写真というのは、映っている場所だけの情報だけでなく、その時間軸にある特定のエリアすべての情報が内包されている、という事なのかもしれない。
 この演出そのものは立体視とは何も関係がないが、もしこれを立体視で再現したらどうなるだろう?
 おそらく得られる情報はより立体的に、より深みのあるものになるのではないだろうか?
 もちろん、この演出を引き出すという意味でNGPのインターフェースを使うという手もあるだろう。だが、見た目のインパクトだけで言えば、立体視の方が断然わかりやすく、かつダイナミックなはずだ。
 もちろんこういう使い方だけでなく、もっと他の見せ方もあるはずだし、それはクリエイターのアイディア次第、演出家の腕の見せ所という事になる。
 そういう意味では、立体視は今後何が出てくるかわからない未知数のデバイスではないかと思う。
 前にも書いたが、ニンテンドー3DSのすごい所は、全員が全く同じハードウェア環境で所有している人すべてが立体視を享受できるという所だ。
 PS3も立体視を重要なものとして取り込み始めているが、結局は立体視対応ディスプレイが必要になるし、これはPS3に限った話ではない。
 しかしニンテンドー3DSは所有している人すべてが同じ所に立っている。全員が立体視を体験できる。このアドバンテージはすごいものがあるし、それがクリエイターを刺激する。
 ハードウェアというのはソフトウェアあって初めて真価が発揮される。クリエイターが刺激を受けるという事は、それだけ練られたソフトが供給される可能性が高い事を意味する。であるならば、ニンテンドー3DSには先の見えない大きな可能性が秘められている事になる。
 正直、ニンテンドー3DSとNGPの方向性が同じベクトルでなかった事をちょっとだけ残念に思う事もある。残念に思う私は明らかに消費者サイドの感覚だし、同じベクトルでなくてよかったと思う私はプロデューサー(だった頃の私)の感覚だ。
 プロデューサー側からすれば、どっちも棲み分けが出来ているためどちらのソフトを開発しても販売数を大きく食われる事がない。たとえば立体視映像コンテンツを作ったとして、それをニンテンドー3DSでサービス開始したとしても、それをNGPの対抗ソフトは営業上大きな脅威にはならない、となる。
 ただ、ざっくりと考えれば、どっちもゲームとしての方向性に独自のものをもって進んでくれた事は、この業界にとっては良かったのかもしれない。
 しかして消費者側からすれば、表現の違うハードウェアを両方揃えないと、双方のおもしろさを理解できない、という事になってしまうが、そこはどちらも良質なソフトを出してもらうという観点から見れば結果としてはよかったともいえるのではなかろうか。
 実際にどうなるかは発売されてからの話ではあるが、NGPは一定の反響を持ってニンテンドー3DSに対抗した。その結果がニンテンドー3DSの売り上げ販売数に大きく影響を与えることはないだろうが、泣いても笑ってもあと2週間である。
 買いたくて予約できなかった人、チャンスはまだまだある。当日販売もあるだろうし、3月末までに110万台が流通するだろうから、根気よく狙っていけば買えるだろう。
 私は…25,000円あればキャブ買ってるかもしれないな(爆)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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