ASUSから米軍規格準拠のマザーボード“SABERTOOTH P67”が発売となった。
このマザーボードはThermal Armorと呼ばれるパネル状の冷却機構をマザーボード全体に被せたもので、接続するコネクタ類の所だけがちょうとくりぬかれているような感じになっている。
この冷却機構もそうだが、そのほかのコンデンサなどの耐久力も含めた上で“米軍規格”に準拠していると謳っている。MSIのビデオカードにも米軍規格準拠とする製品があるが、最近の電子機器はその高性能から発熱量が高くなったりしていて、その耐久力や品質が著しく必要とされるものが多い。その傾向から、製品の耐久力と高品質を示す意味で、米軍規格を持ち出してきているのではないかと思われる。
搭載されているチップセットはP67で、2月1日に発表された欠陥を解決したチップセットが使用されている。
Thermal Armor以外にも、8+2フェーズのデジタル制御VRMや各部の温度を測定しケースファンの回転数を自動調整する機能などオリジナル機能を搭載している。
また、搭載しているスロット数はPCI Express x16が2本、PCI Express x1が3本、PCIが1本、DIMMメモリスロットが4本(DDR3-1866/1800/1600/1333/1066、最大32GB)。
主な搭載機能として1000Base-T LAN、6Gbps SATA(4ポート)、eSATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部×2、ピンヘッダ×2)、IEEE 1394、8chサウンドがある。
価格はアキバ価格で22,000円弱。
最近高額になりつつあるマザーボードとしてはまだマシな価格だが、ハイエンド製品ではない事を考えると、若干割高か?
どちらにしても、いろんな意味で安心したい人には向いている製品と言えるだろう。
私はとりあえずGV-N560SO-1GIの到着を待たねばならないので、まだSandy Bridgeはパス。
しかし…GV-N560SO-1GIはいつ届くのやら…。
2011/03/26 • no comments