auからiPhone5発売か?
この情報が日経や東洋経済で一気に流され、ネット上でも大騒ぎになった本日。
誰もがSoftBank以外からのiPhoneの登場に期待している事は間違いない話なのだが、週刊ダイヤモンドでこんな記事が掲載された。
「全ての人に分かれ道はやって来る。問題は、そこで正道を選ぶか邪道を選ぶかだ」
これは日経など最初の情報公開の前にSoftBankの孫社長がTwitterでつぶやいた内容だが、これがすなわちiPhoneの事だったのかどうかはもちろん定かではない(週刊ダイヤモンドではiPhoneの情報と確実視している)。
だが、もしiPhoneの事だったとしたならば、正道とは何で邪道とは何を指すのか?
ほとんどのネット住人は「SoftBankのiPhone独占販売の方が邪道だろう」というコメントをしているが、まぁそれは人それぞれの感じ方に任せるしかない。
この週刊ダイヤモンドの記事では、最悪のタイミングで情報漏洩し、情報漏洩がすなわちAppleとの破談に繋がる可能性からSoftBankがほくそ笑む、としている。
まぁ、SoftBankも苦しい状況にある中でのこの話題、SoftBank側からすればauからの発売となってしまえばダメージは相当に大きいと言える。
この記事を読んでいると、何となく“SoftBankが掴んだ情報を流した”ようにも読み取れなくもない。ま、それこそ事実無根だろうとは思うが、仮にそうだとすると、実にスマートなシナリオが描けてしまう。いや、邪推だが。
だが、同時にプラチナバンドを巡って争っているイー・アクセスが、上位回線事業者の失墜を後押ししたい気持ちもあるような雰囲気にも感じ取れる。仮にそうだとすると、実にスマートなシナリオが描けてしまう。いや、これも邪推だが。
こうなると、正道と邪道の論争もどっちの視点で見てもそれなりにシナリオが成立してしまうし、納得もできてしまう。
情報というものが如何に大事かという事を今更ながら知った事件のように思えてならない。
果たして、本当にauからiPhone5が発売されるのか?
週刊ダイヤモンドの予測のように、破談になってしまうのだろうか?
個人的にはもうどうでも良い話で、SoftBankが焦ってiPhoneのテザリングを解放してくれればいいなぁ…ぐらいにしか考えていない。
というのも、auからiPhone5が発売されたとしても、多分料金設定から言ってSoftBankより安くなる事はないだろうし、逆にもう少し高くなるんじゃないかとさえ思っている。
もしauでなくdocomoという回線での話だったなら、価格はとんでもないプランで固められるような気がしてならない。
実際、PS VITAの3G回線価格を考えればよく分かる話だ。
SoftBankの料金設定は、なんだかんだ言っても最安値なのである。
ま、今何を論議しても、結果として公式発表を待つしかないのも事実。
auから発売されてもされなくても、今回の一件を引き金にSoftBank側が何かしらの機能追加もしくは料金改定(もちろん安い方にw)をしてくれれば私はそれで満足である。