昨年12月19日発売のオーディオ誌の“Stereo”の2012年1月号に“LXA-OT1”というアンプキットが付録として付いていた。
キットといってもほぼ完成品であり、基盤部分はノータッチで使えるシロモノである。
しかもメーカーは高級オーディオメーカーのLUXMANであり、雑誌編集部との共同企画とはいえ、その価格が2,800円と格安だった。
私も昨年末にそんな付録がある事の情報を小耳に挟んでいたのだが、付録だし別にいいや…ぐらいの気持ちでいたのだが、こんな記事を見てしまった事で、買わなかった事を後悔している。
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西川和久の不定期コラム
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20111227_501855.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20120127_507596.html
このLXA-OT1トいう付録アンプだが、オペアンプ部がソケットになっていてオペアンプの載せ替えだけでそこそこの音質向上が狙える。
しかもちょっとした電子工作ができるようであれば、コンデンサなどを交換する事で音質は劇的変化を起こすらしい。
この記事を読んでいると、なんとなく自分でも出来るかな? と思えてくるから問題だw
コンデンサ類をもっと良い部品に交換して、オペアンプをもっと良いモノに交換して…などとやれば、確かに音は良くなるだろう。そういうプロセスを楽しめるなら、電子工作ありきで凝っていくのは十分ありだろうと思う。
逆に、このLUXMANのアンプが手軽な金額で手に入るチャンスを逃してしまったことが悔やまれる。既にこの雑誌は品切れを起こしている為、入手する事はかなり難しい。ま、今更後悔しても後の祭りである。
と、この手に入れるのも厄介になってしまったLXA-OT1の改造をする事ばかり考えているのだが…その前に、自分が手元に持っているDr.DAC2のオペアンプを交換する方が先だろ! と自分に突っ込んでみたりする(爆)
今、まだノーマルのオペアンプを新日本無線のMUSES01もしくは02に交換するとか、バーブラウンのOPA627BPにするとか、おそらくそうしたオペアンプの交換だけでも音は変わるだろうし、そっちから手を付けるべきで、今LXA-OT1を手に入れるだけの金をつぎ込む予算でオペアンプ交換ができるではないか、とw
ま、電子工作が上手くできるようであれば、オペアンプの交換だけでなく、コンデンサの交換とかで音を変えることもできるだろうが、Dr.DAC2は表面実装の密度がかなり高いため、素人がコンデンサ交換に手を出すにはちょっと敷居が高そう。
なので、素人の私はオペアンプ交換程度に止めておくのが無難だろう…と思っている。
というわけで、LUXMANのLXA-OT1を手に入れ損なった私は、Dr.DAC2のオペアンプ交換から手を付けようと思っている。
仮にMUSES01を5個買うとしたら…3,500円×5=17,500円!
…かかるなぁ(>_<)
I/V変換部の2箇所をMUSES01、ディファレンシャル部とヘッドホン出力、ライン出力の3箇所をMUSES02にしたとしても、金額的には総額で300円安くなるのみで17,200円。
…かかるなぁ・゚ ゚(>_<)゚ ゚・
とりあえずヘタレの私が現状から最上級を目指す改造を行おうとすると、これぐらいの予算は覚悟しなければならない。
良い音と巡り会うにはまだまだお金もかかるという事か… orz