MSGであってMSGじゃない

 メタルギアソリッドの新作“メタルギアライジングリベンジェンス”(以下MRR)の体験版プレイムービーが4Gamer.netで公開された。

4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/093/G009308/20121102048/

 タイトルから分かる通り、メタルギアソリッドの流れを組む作品ではあるが、開発がコナミでなく、プラチナゲームズが小島プロダクションから引き継いで開発されている新作である。
 なのでその時点で“MSGであってMSGでない”と言えるのだが、この作品の中身においてもそんな感じを受ける。

 プレイ動画を見る限り、確かに世界観はMSGだしパッと見た限りではMSGと言っても問題はないように感じる。
 だがアクションを見ると、これがMSGでない事は一目瞭然。公式にステルスアクションではない、と言っている通り、隠密行動必須という感じの内容ではなくなっている。
 その代わり…斬撃というアクションに関してはかなり凝った内容になっている。このアクションを見ると、完全に一致というワケではないが、MRRは“MSG+ANUBIS ZONE OF THE ENDERS”という感じがする。もちろん斬撃の迫力などは比較にならないくらいに進化しているが。

 MSGのあのステルスアクションがちょっと苦手…という人でも、MRRのアクションであれば隠れる必要もないし、また見つかったとしてもまともに戦ってはいけないMSGと違って、MRRは敵と対峙してもマトモに戦闘できる為、薦めやすいのではないかと思う。
 爽快感を求めたいなら、この作品は相当にソレを感じさせてくれるのではないかと思う。

 ただ…これインターナショナル版だから血が白いんだよね?
 国内版も血は白いのかな?
 どうも、しらける(シャレじゃないぞw)んだよね…。
 それとも体験版の敵の血が白いのはサイボーグだから?
 どっちにしても、血は赤くないと迫力が無い。国内版、赤くなるんだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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