YAMAZEN(山善)というメーカーから比較的低価格なアクションカメラ“Qriom AMC-12SA”が発売された。
山善って? と思う人もいるかもしれないが、ここ最近量販店で低価格な扇風機などが販売されているが山善ブランドはそういう所でよく見かける。
もともと福井県の工具商社から始まった会社のようだが、今では工作機械・産業用機器・一般建材・家庭用機器などの大手専門商社である。
その山善から発売されるアクションカメラという事で、7つの取付けオプション品を同梱し9,980円と、比較的低価格に抑えられた製品となっている。
Qriom AMC-12SAは、63×22×42mm、重量約48gという小さなサイズなボディに130万画素のCMOSを搭載、AVI形式で720p(1,280×720ドット)、VGA(640×480ドット)の動画撮影が可能なカメラ。当然だが映像と共に音声も記録できる。静止画撮影機能も搭載していて、2,592×1,944、2,048×1,536、1,280×960ドットのJPEGフォーマットで撮影ができる。
記録媒体はmicroSD/SDHCカードで、32GBまでのmicroSDHCが使用可能。手軽に扱えるアクションカメラとなっている。
このカメラ本体に、JIS防水保護等級IPX7級に準拠した防水ケース(水深1mに30分水没しても使用可能)、吸着式マウント、ハンドルバー取付マウント、ヘルメット取付マウント、ヘルメット取付用ベルト、衝撃保護カバー、車用充電器の、計7種のオプションパーツが付属する。
つまり、これ一つでアクションカメラとしては大体の使用に耐えうる製品構成となっている。
また、本体にはドライブレコーダーモードも搭載されていて、5分毎のセグメントで動画を記録し続け、最大150分(32GBのmicroSDHCカードを利用した場合)の録画が可能。カードのメモリ残量が無くなると、自動的に最初に撮影したセグメントを消去していき、新しい映像を記録する、という流れになる。
最近、アクションカメラで撮影されたであろう動画が増えてきている。
車載カメラからの映像や、スポーツの一人称視点など、それら動画は実に様々なものがあるのだが、そうした映像はアクションカメラ(アクションカムという場合もある)によって撮影されている。
アクションカメラは、その過酷な条件下で撮影される事から、衝撃などに問題を呈する事か多い。しかも物理的に破壊という方向に向かう可能性もあるため、使用者側も低価格なものでないと怖くて使えないという問題がついて回っている。
私も実はそう考えている一人で、KSRにカメラを搭載して撮影したいと考えているものの、車載するカメラを決めかねていたりしていた。
動画を撮影するといっても、そうそう高画質である必要も無いと思っているが、最近ではHD画質(1,280×720)で撮影できる低価格機が出てきている為、ようやく時期が来たか、という感じである。
今回のQriom AMC-12SAは、その価格から考えてみても入門者には最適な一台ではないかと思う。
コレ一台で大凡の用途に耐えうる為、まずは手始めに…と考えている人にはうってつけの一台と言えるだろう。
最近、山善とアイリスオーヤマは色んなジャンルの商品で成長してますよね。
しかし、Webカメラまでですか。ホント手広いなぁ。
私の場合カメラがあっても撮影するものが無いからパスですが、なかなかに面白そうな製品ですなー。
今年の夏は盛大に消費してしまったんで、物欲を抑えねば…(^_^;)
いや、コレWebカメラじゃないからwww
モノとしては必要十分なモノじゃないかと思います。
逆にコレよりも高い画質で録画したいとなると、どんな放送機材なんだという話になるわけで。
フルHDじゃないと…と大部分の人が言うような時代になればまた話は変わりますけどね。