新型のiPadとiPad miniが発表となった。
iPadはiPad miniのような狭額縁になり、その名も“iPad Air”と名付けられた。
iPad miniは実に無難な“iPad mini Retinaディスプレイモデル”と名付けられ、その名の通り、いよいよRetinaディスプレイ化となった。
搭載されるコアはA7プロセッサとM7モーションコプロセッサで、iPhone5sと同等となったが、不思議な事に指紋認証機能は搭載されていない。iPad Airは全体に薄くなり、軽さは前モデル約650gに対して469gと500g以下となった。逆にiPad mini Retinaディスプレイモデルは7.2mmから7.5mmへと厚くなり、重さも約30g程度重くなった。
あまりにも順当なUpdateに収まったな、と思う反面、今のAppleではこのレベルにしかならないのかな…という、一種諦めのような気持ちもある。
もっと進化・変化してほしかったなぁ…と思うのがホンネ。だってこれぐらいの進化は予測できる範囲だから。
スティーブ・ジョブズ存命だったら、もっと良い意味で期待を裏切る変化があったかもなぁ…と思ってしまう。
そんな新型のiPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルだが、国内ではSoftBankとauが取り扱う事を発表している。
iPad Airは11月1日から、iPad mini Retinaディスプレイモデルは11月中としているが、docomoが取り扱うという話は出てきていない。おそらくiPhoneの売れ行きなどを吟味してAppleの条件に乗る事ができるのかどうかを見定めているのかもしれない。
もし仮にdocomoが取り扱わないとしたら、何の為にiPhoneの販売に手を入れたのかと疑問に思えてならない。まぁ…docomoのする事だからよくわからないというのは、多分私だけの感覚ではないとは思うが。
今回の国内販売品に関して、妙な噂が流れた。
今度の新型はすべてSIMロックフリーだというのである。
これは朗報…と思っていたら、ただの誤報で、正確にはSIMロックがかけられているという。
ああ、やっぱりか…と思う反面、まだSIMロックが必要なのかと改めて思ってしまった。
回線事業者にもいろいろと思惑があるのかもしれないし、Appleとの契約で販売台数が謳われているとしたら、確かに固有モデルにしたいというのも理解出来なくはない。だが、Appleが本当に幅広く製品を販売したいと考えるなら、SIMロックフリーにすべきだし、回線事業者が通信品質で渡り合おうと本気で思っているなら、SIMロックフリーで同じ土俵の上で勝負すべきだと思う。
多分今はいろんな勢力のいろんな思惑が入り乱れて、結果としてSIMロックがかけられているのだと思うが、それが消費者にとって何のメリットもないのも事実。
そのあたりの混迷したシステムをどう解決していくのか、またされていくのか、またそれを誰が解決するのか?
それが見えてこない限り、SIMロックフリーへの体制は難しいのかも知れない。
2013/10/23 • 2 comments
docomoにいくと、必ずといっていいほど、私のエヴァ携帯をみて、iPhone5Cの買い換えを進めるのでどうしようもありません。
いい加減、会社としてどこを直さないといけないか、気づいてほしいです…
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docomo側から見れば、薦めるのは当然の行為じゃないかと思うよ。iPhone5cを薦めるのは、多分今のトレンドだから仕方が無い。
逆に自分がノルマを背負ったdocomoショップの店員だったらと考えてみれば同じ事してると思わないかい?
ま、それを言われるのがイヤならdocomoショップに行かない事だなw
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