先日導入したMonsterX U3.0Rで問題が発生。
音が途切れる
当初はこんな問題が出ていなかったように思うのだが、最近、MonsterX U3.0RでキャプチャしてPS4をプレイする際に、音が途中で途切れるという問題が出てしまっている。
映像は止まらないのだが、音だけフッと消えてしばらくするとまた音が出るのである。
これは通信速度問題なのか? とも思ったが、そもそも私の環境で通信速度に問題が出るなんて事が起きたとするならば、ほとんどの人で速度問題が出るハズである。
PCI Express2.0 ×4の接続で、Renesas USB3.0コントローラーをまるまる1つ占有し、しかもMonsterX U3.0R以外の機器を接続していない状況での話しである。
速度的な問題はまずないハズ…という前提で考えると、何かしら設定がまずいのか?
そもそも、速度に問題が出る様であるならば、音より先に映像に問題が出るハズなのだが…。
という事で、まず設定を見直す事にした。
USB3.0ならではの設定
USB3.0は、その供給される電力はUSB2.0よりずっと大きい。その事自体は知識として知っていたのだが、まさかこんな設定があるとは知らなかった。
USB3.0はその電力コントロールの為に「USB3.0パワーマネジメント機能」なるものがドライバで設定できるようになっている。
なんじゃそりゃ? と言いたくなるような機能だが、要するに電力をマネジメントする機能で、接続機器の電力使用状況等を見越して電力供給量をコントロールしている…可能性がある。可能性としたのは、私にも正確に分からない為。調べてみたが、意味そのものが掲載されている情報に当たらなかったのである。
で、どうしたかというと、このマネジメント機能をOFFにするのである。つまり、マネジメントせずに規格上に規定されている電力を常に供給する、という設定である。MonsterX U3.0RはUSBバスパワー駆動であるため、電力不足になると当然不安定になる。この機能をOFFにする事で安定性を図れば或いは…と考えたわけである。
それでも結果は…
このパワーマネジメント機能をOFFにした事で多少は改善できた感じはするものの、やはり依然として音が途切れるという現象が完全になくなった、という事にはならなかった。
ただ、僅かながら改善が見られたという事は、そもそも電源の安定化は必要だったようにも思う。
それと同時に他の対策が必要になる事も解ったわけだが、他に考えられるとするならば、やはりドライバを初期のものから最新のものに換える…という事である。
しかし、これをやってしまうとHDCP信号をスルーできなくなってしまう為、考えどころである。
実は…万が一何か起きた時の事を考えて、このHDCPをスルーさせるためのスプリッターを別で購入しているのだが、できれば使いたくない、というのが本音だったりする。
とはいうものの、改善する他の道が見えなければ、最新ドライバに入れ替えた上でスプリッターを使うしかない。
まぁ…それで改善しなかったら最悪なワケだが。
なにとはともあれ、もう少し対策を考えてみる事にする。
果たしてどうなる事やら…。