最近、電子書籍への興味がわき起こっている。
いろいろある端末とサービス
電子書籍といっても最近はハードウェアもソフトウェアもいろいろある。
そのハードウェアも専用機…と言えるようなものもあるが、結局は電子書籍機能以外の部分を使っていけば汎用機に近い事ができるものもある。
とはいったものの、結局はサービスとハードウェアは連動したもので選んだハードウェアによって使用するサービスが決まると言ってしまえる。
電子書籍の購入から閲覧までの一連を全て行えるものとして考えると、日本で代表的なものと言えば、Amazon.co.jpと楽天がまず上げられるのではないかと思う。
もちろんサービスだけで言えばGALAPAGOSなどもあるわけだが、ハードウェアとソフトウェア、そしてサービスは全てが連携している方が使いやすい。
そういう意味ではAmazon.co.jpと楽天という2強は扱う上でもっとも選択肢に上がるものと言える。
となると、Amazon.co.jpのKindleと楽天のkoboの比較…という事になるわけだが、個人的な話だけで言えば、Amazon.co.jpのKindleの方が優位にあるように思える。
単純にAmazon.co.jpの方が市場規模が大きい…というのがその理由。何と言ってもバックボーンのサービスという点においては、楽天よりもAmazon.co.jpの方が期待できるし安心もできる。
また、端末としてKindleとkoboを比較した場合、この2者に違いはほぼない。両者ともE-inkという画像内容変更時のみ電力を消費して書き換え、あとは無痛電でも情報が残るという液晶パネルを採用しているし、大きさ、重さ、解像度どれをとっても大差ない製品になっている。
Amazon.co.jpは今年に入って売れ線とも言えるKindle Paperwhiteをアップデート、300dpiという印刷レベルに近い解像度をフロントライトで利用出来る端末を1万円半ばで購入できる設定にした。円安の影響で全モデル4,000円ほどの値上げとなってしまったが、キャンペーンでWi-Fiモデルであれば10,000円ちょっとで端末が購入できる(但しプライム会員のみ)ワケで、電子書籍もかなりの品質で手頃な価格になってきた、と言える。
一方の楽天も楽天Kobo Glo HDをこの夏に発売する事を既に発表していて、価格はKindle Paperwhiteより若干高くなるかもしれないが、品質はその上位版であるKindle Voyageに匹敵する(といってもKindle PaperwhiteもKindle Voyageと大差ないモデルになったが…)ものになっている。
端末のみで選ぶなかれ
だが、電子書籍というのはハードウェアでサービスを決めてしまってはマズイ。
ハードウェアはソフトあって始めて意味を成す為、本懐であるソフト、即ちサービスでハードを決める方が正しい選択なのである。
なので、Amazon.co.jpと楽天のどちらが良いか? という事を、本人が決めるという選択がもっとも正しい。これは個人の考え方によるところであるため、私がどちらが良いとか言えるものではない。
各々のサービスを自分の判断で決めるのが一番良い。
私なら…サービスで言えばAmazon.co.jpが安心できるかな? と思っているのだが、実は考え方としてもう一つの考え方があり、私ならそれが一番よいのかも…と思ったりしている。
一番良いのは…
前述したように、電子書籍はハードウェアで考えてはいけない…というのが、私の結論である。
サービスやソフトあってのハードウェアだから、最終的にはサービスやソフトで決めるのがもっとも正しい選択になる。
だが、もしこの結論だけで考えるならば、Amazon.co.jpと楽天のどちらかを取捨選択する事になる。コレはコレで本当に正しいのか? という疑問もわき起こる。
では何が良いのか?
実は、私的には一番よいのは7~8インチの液晶パネルを搭載したAndroid端末を選択するのがもっとも正しいのではないか? と思っている。
Amazon.co.jpのKindleにしても、楽天のkoboにしても、共にiOSやAndroid、PC版のアプリケーションを提供していて、これら端末上でそのサービスで読めるようになっている。
なのでiPad miniや8インチクラスのAndroid端末、8インチクラスのWindows tabletがあれば、両者のサービスを受ける事も可能だし、この2社だけでない電子書籍サービスを受ける事ができるワケである。
特にKADOKAWA系のBOOKWALKERという電子書籍は、iOSやAndroidに対応したサービスであり、KADOKAWA系の書籍であれば、Amazon.co.jpや楽天に提供されるよりずっと先に提供されるという強みもある。
iOSとAndroidのどちらが良いのか? という事になると、おそらく使い心地で言えばiOSの方がやや優位といえるかもしれないが、昨今ではAndroidも随分と操作性もよくなってきているし、何より、iOS用はAppleとの兼ね合いからか、電子書籍の価格も何故か高い場合がある。
であるなら、一番良い選択は8インチクラスのAndroid端末がもっとも安く、また広いサービスを受けられる、と言えるかも知れない。
但し、Kindleやkoboは前述したようにE-inkを採用しているため、普通の液晶パネルよりはずっと目に優しく、また見やすく、長期間使えるというメリットもある。
Android端末にはE-inkを採用したものはないだろうから、この部分だけはAndroid端末では太刀打ちできない。
E-inkに拘りがないなら、Android端末が一番良いと言えるし、どうしてもE-ink採用モデルが良いというのなら、先程の2択をするしかない。
私の場合…
私は別にE-inkに拘りかあるわけではない。確かに綺麗な液晶だとは思っているし、長時間使えるというメリットを感じないわけではないが、私は常に充電できる環境を持ち歩くことが出来る為、あまり消費電力の事は気にしていない。最低限、8時間程度使えれば問題がないのだ。
だから…本当はiPad mini3あたりが一番使いやすいんだろうな、と思っている。
私は今までずっとiOSを使ってきた経緯もあるし、いろいろなアプリケーションをiOSで使ってきている。
だから選択としてはiPad mini系に集約するのが一番正しいように思えている。
だが…Apple製品は高いという事を考えると、些か手が出しにくい。かといって、今手持ちにあるiPad3だと大きくて重すぎると言う問題もある。
そこで他の用途などを考えてみると、8インチクラスのAndroid端末が一番良いのではないか? と思えている。
できれば薄く、軽いモデルで防水なんて付加価値があると良いかも知れない。何しろ、Apple製品で防水というモデルは今まで存在しないし、Appleは質感を最重要視する為か、妙にズッシリしたものが多いのが特徴である。ま、Android端末でApple製品に対抗する性能を持たせれば、それだけ価格も高くなるわけだが。
こんな事を考えると、私が今一番欲しい電子書籍端末としては、Xperia Z3 tablet compactになりそうな感じで、結局高いのかよ、という事に…。
うーん、偏に電子書籍と言っても、考えれば考えるほど深みにハマるなぁ…。
実は私も幾つか電子書籍を買ってます。
写真関係の雑誌やムックなんですが、特に雑誌は一度読んだら終わりの場合があるんですよね。
それならばかさばらない電子書籍でいいやんと。
でも、端末無いからなぁと思って手を出さなかったんですが、Amazonのkindle for PCがあるのを知って、Windowsタブレットにインストールしました。
Android端末(スマートフォン)にも専用アプリを。
kindle専用端末じゃないのでやや見辛いですが、ちゃんと使えてます。
もし決定的に使いにくいと思ったときは、kindle Fire 7でも買おうかなと思ってます。
…それ程使う頻度は高くないのでたぶん買わないですがw
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そうか…Kindleアプリって見づらいのか。
それはそれで問題だな。
根本的な部分で見直すしかないかな。
実用レベルで調べる必要があるように思えてきた。
やはり専用端末が必要なんだろうか…(-_-;)
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