ふたたび次期E-M1の噂が出てきたが…ちょっと具体的?
AF速度が改善か?
デジカメinfoで、再び次期E-M1に関する噂が記事になっていた。
オリンパスの担当者から聞いた話として、いくつかの噂が書かれているのだが、とうとう発表時期についての信憑性の高い話が出た。
2年に一度、ドイツのケルンで行われるカメライベントである“フォトキナ”が今年9月に開催されるのだが、どうもそこで発表されるらしい。かなり有力な情報らしいが、これは以前から予測されていた事と合致する。噂が真実に近づいた、という事である。
また、どうも新型は従来機能を大幅に改善させてあり、スポーツ写真への対応能力を相当高めているらしい。これでこの分野のプロ市場により深く浸透していきたいという目的があるようで、そこまで考えているとなると、相当にAF性能を向上させてきているでろう事が予測される。
4K動画への対応だが、一応ハッキリはしないものの何かしらの動きはあるらしい。ただ、この4K動画技術はパナソニックやその他の企業の権利、つまり特許が絡んでいるようで、この部分で価格が上がってしまう可能性が否定できないようだ。
…正直、私としては4K動画そのものを必要としていないので、この部分はなくてもいいのになぁと思わない事もないのだが、オリンパスのフラッグシップともなると、やはり他社と比較した際にせめて4K動画くらいは対応させておきたい、というのがあるのかもしれない。
私の願いが届いたのか?
そしてもう一つの噂が私の中で非常に重要になるのだが、どうもオリンパスは次期E-M1の価格について、大幅に機能改善されているにもかかわらず、価格を大きく上げるつもりはない、というのである。
これは私が以前から言っていたことだが、私は現行機種のE-M1の最大の魅力は価格対効果の高さ、つまりコストパフォーマンスの良さにあると未だに思っている。価格のワリに高機能で小型軽量…それがE-M1の魅力である。しかも、E-M1はファームウェアアップで発売当初から比較して別のカメラになったと言ってしまえるほどの機能アップを果たしている。
もちろん、これはオリンパスのサービスの一環ではあるのだが、E-M1はフルサイズセンサー機に比較して価格が安く、小型軽量で高機能というコンセプトなのだが、ぜひこのテイストは次期E-M1にもぜひ引き継いで欲しい部分だと私は思っていた。
だから、次期E-M1がかなり高機能化するという噂が出た時には、価格がかなり高くなるという感じに思えたのだが、今回の噂ではそうでもない、という話のようである。
これは期待して待つことにしよう。
本体の価格はほどほどに。そのかわりに交換レンズの価格は高くなる。
おそらくそんな流れになるんじゃないかな、と私は予測するが、まずは次期E-M1がどれだけの進化を遂げて発表されるか、今後に期待しよう。