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高性能をファンレスで

KickStarterで変なPCが登場。

まぁ、気持ちはわかるが

Compulab Embedded Systemsという米国の企業が、2月24日にコンパクトゲーミングPC「Inferno」を発表した。ただ、実際に販売するかどうかは、クラウドファンディングKickStarterでの予算の集まり具合次第になる。
Infernoの特徴は、コンパクトサイズといっても、Core i7-7700KとNVIDIA GeForce GTX 1080をそのケース内に収め、それをファンレスで動作させるというところにある。
ケースの両側(サイドパネル)はヒートパイプを内蔵したスタック状のヒートシンクになっていて、この両面の巨大ヒートシンクによってTDP 300Wを超える冷却性能を持たせている。まぁ、ファンレス化したいというのも解らなくはないが…この巨大ヒートシンクによって、Core i7-7700KとNVIDIA GeForce GTX 1080をダウンクロックさせずに動作させる事ができるという事らしいが、それこそがこのInfernoというPCの最大の特徴であり、全てではないかと思う。
こうした構造であるため、おそらくCPUとビデオカードは側面のヒートシンクに張り付く形、もしくはそれに準じた形で冷却しているものと思われる。

産業用PCを利用

このInfernoだが、どうもマザーボードは産業用のものを利用しているようである。
元々、このメーカーはファンレスPCを得意としているようで、コノ手のデザインはよく行っているような所らしい。
まぁ、逆に言えばそういうメーカーでなければ、このハイエンド仕様をファンレスで動作挿せようとか思わないかも知れない。
搭載しているチップセットはIntel C236で、メモリはDDR4-2400(最大64GB)、ストレージはM.2が最大2基、2.5インチSATAが4基。
ネットワークとしては無線でIEEE 802.11ac、Bluetooth4.2を搭載し、コノ手のPCとしては珍しくmicro SIMのスロットまで搭載している。有線LANとしてはデュアルギガバットLAN(Intel 1219/1210)に対応している。
本体サイズはW150×D255×H300mm、重量9kgとサイズの割に重いのはヒートシンクだというのはすぐにわかると思う。内部容量としては11リットルあるが、前述画像で分かる通り、結構カツカツな詰め込み具合である。

メモリなどの増設は?

こういうPCが出てくると、気になるのはその拡張性である。
そもそも両サイドがヒートシンクになっているので、拡張性など望めようもないのだが、一応メモリとストレージだけは後から追加で増設できる。拡張カード等は追加実装できないので、産業用をベースにしてとにかくネットワーク周りを最初から強化したモデルにしているのだろう。
で、その肝心のメモリ等の増設だが…やはりサイドパネルを開ける事になる。ビデオカードが張り付いたサイドパネルを開ける事に…見て分かる通り、最初から開ける事を前提にした設計となっているので、すんなりと開く事ができるようである。
どうやら、サイドパネル側にGeForce GTX 1080が張り付いている状態になっていて、フィルム基板でビデオカードとマザーボードを繋いでいるという構造のようである。
CPUもおそらく同じような構造で反対側のサイドパネルに張り付いているのではないかと考えられる。
この画像でメモリはすぐにアクセスできるとわかるが、ストレージは? というと、メモリ上の四角いケース内に2.5インチSATAドライブが実装できる。左右両側から2基ずつ搭載でき、このケースそのものはPCI-Express x4か何かでマザーボードと通信している。
また、M.2スロットもどうもこのケースの下にあるようである。問題はM.2ストレージの冷却だが…ここまで作り込んでおいて、そこだけ抜けていた、なんて事はないと思うが、今の所不明である。
それでもまぁ、よく考えられた設計ではある。

気になる価格

KickStarterによるクラウドファンディングなので、いくつかのプランがあるのだが、Core i7-7700Kのみ付属するベアボーンキットが1,599ドル、Core i7-7700KとGeForce GTX 1080が付属するベアボーンキットが2,330ドル、さらに16GB RAM、1TB SSD、Windows 10 Proが付属する完成モデルが2,999ドルという設定で募集されている。
高いか安いかと言えば正直高い。安くはないのだが、第7世代CPUとはいえ、7700Kと1080がファンレスで動作でき、かつクロックダウンせずに動作させられるという性能は他では実現しようも無い構成であり、それを自作でやろうと思えばもっと高額なPCになるだろう事は予測できる。
このInfernoの特徴を求めている人であれば、このPCの良さは解るのではないかと思う。

ただ…KickStarterでの募集期間は、3月24日までで、目標金額が¥32,157,270(円換算)になっている。それが今の時点ではまだ¥8,128,929(円換算)と約1/4しか集まっていない。
目標金額に達しないとこのPCの製造計画は頓挫するので、今の時点では実現は厳しいと言わざるを得ない。
コンセプトは良いとは思うのだが、もしこれが第8世代CPUに対応したモデルだったなら、もっと集められていた可能性もあるだけに、登場時期が微妙なPCだったのではないかと思う。実現する事を影ながら祈ろう。

KickStarter Inferno
https://www.kickstarter.com/projects/1065085597/airtop2-inferno

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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