eスポーツ、流行るのかね?
プロコントローラー
最近にわかにeスポーツの話題がちらほらと聞かれるようになったが、海外ではゲームのプロというものがいて(日本にもいるが…)、賞金で生活している人がいるという、ある種羨ましい業態が話題である。
当然、勝ち負けによって生活の成り立ちが変わってくるため、勝つ為にいろんな手段を執るわけだが、技術を磨くのはもちろんの事、使用するデバイスの改良というのも、そうした要素として大きな意味を持つ。
私もPC操作のデバイスには随分とお金を掛ける方だが、そうしたゲームのプロ、いや、今言うならeスポーツのプロ達もまた、使用するデバイスには相当な拘りがあり、そうしたプロに向けた製品などが最近よく発売されるようになった。
SIEも、PS4向けコントローラー「レボリューション プロ コントローラー2」を7月26日に発売すると発表。価格は12,000円(税別)と、コントローラーとしてはかなり高い価格だが、プロからすれば、この程度の価格は安いウチなのかもしれない。この「レボリューション プロ こんとろーらー2」は、BIGBEN INTERACTIVEが製造するPS4のオフィシャルライセンス商品で、eスポーツのプロがその開発に関わっている。
特徴としては、芳香パッドボダンは4方向と8方向の切替が可能で、トリガーや左右スティックの感度も調整ができる。さらにコントローラー背面には4つのショートカットキーが装備され、そうした調整した設定などはプロファイルとして保存、切り替える事ができるようになっている。
他にも、コントローラー内のウェイト入れ替えに対応し、重量調節ができる他、バイブレーション強度の調整などもできるようになっている。
また、本来PS4のコントローラーとなるとBluetoothによる無線接続が普通だが、本コントローラーはUSB Type-Cによるケーブル接続を採用、入力遅延のない環境を構築している。
私に必要か?
スペックを見ると、結構良さそうな感じのコントローラーで、個人的にも良いなと思う部分もある。
何よりPC拡張モードがあり、PS4だけで利用する以外の道があるのが良いのだが、ただ、イマドキのコントローラーとして有線接続という状況が本当に良いのか? と考えると、私の場合はやっぱり無線だろうな、という結論に至る。
その為に、PS4コントローラーをわざわざPC用として準備し、USBドングルを購入して無線接続しているので、残念だが私はこのコントローラーは買いではないかな、という結論に至った。
ただ、本当に細かい制御の元でゲームをプレイしようと思えば、有線というのはある種、必須とも言える仕様である。
そうした環境の人であれば、本コントローラーは有力な選択肢にはなるだろうし、検討してみても良いデバイスではないかと思う。
ただ…格闘ゲームなどで使用する時はほとんどがジョイスティック系だろうから、そういう人はリアルアーケードなどの方が向いているのかも…。
個人的には、最近はもう無線が当たり前と思っている節があるので、高速通信可能なプロ用デバイスが登場してくれる方が有り難いと思っている。
Bluetooth5.0の次あたりは、通信速度が今よりもずっと速くなるとか、そういうプロファイルにならないかなぁ…。