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Switchエミュレータ

ま、いつの時代もこういうのがあるわけだが。

PCでのエミュレーション

昔から、PCでゲーム機をエミュレートして吸い出したゲームをプレイする、という行為は行われてきた。
ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、ニンテンドーDS、PlayStation、PSP、PlayStation2、等々、それこそ発売されるほとんどのコンシューマ機のエミュレーターが現れた。
だが、このエミュレーターの開発は徐々に難しくなってきている。
理由は単純でコンシューマ機の性能が上がったがために、PCの性能ではエミュレートできてもゲームプレイに耐えられる処理速度を得られにくくなったからだ。
特にPlayStation3の頃から、マルチコアでプログラムを動作させるのが当たり前になってきたあたりで、エミュレーションの為のプログラムが一気に複雑化してきたと言える。
ただ、PCの方もCPU性能は格段に上がってきているので、なんとかPlayStation2ぐらいまでのエミュレートはできる感じではあるものの、エミュレーションはあくまでも処理プログラムを変換する関係から、画面の書き換え、つまりフレームレートの高い処理の多いタイトルは完全再現が難しかったり、特殊な処理を要するタイトルもまた、再現できないケースというのが存在する。
このエミュレータでコンシューマソフトを動作挿せるという行為において、PlayStation3までは開発が難しいというのはよく分かる話。何故なら、コンシューマ機に搭載しているアーキテクチャがPCと異なるからだ。
しかし、現行のPlayStation4やXbox Oneは、搭載しているCPUがx86-64と、PCと同じアーキテクチャで動作する。違いはメモリやGPUへのアクセス方法やタイミング、その他細かいデバイスなどI/O周りの制御だったりと、案外とコアプログラムは作りやすかったりする。その結果、PlayStation4のエミュレータは2019年の初頭では76%程度のソフトが動作していたらしい。
つまり、PCと同じアーキテクチャならエミュレータの開発は比較的安易という事が言えるわけである。

そこにきてNintendo Switch

そういう意味で、PlayStation4やXbox Oneはエミュレーションしやすい状況ではあるのだが、もう一つのコンシューマの雄である「Nintendo Switch」は、使用しているコアがNVIDIAのTegra系、つまりARMコアでの動作である為、難易度が高いと考えられる。
だが、やはりそのNintendo Switchエミュレータは存在しているのである。
「Yuzu」と名付けられたそのエミュレータは、最近「スーパーマリオオデッセイ」を60fpsで走らせる事に成功したようで、その完成度の高さはスゴイものがある。

まぁ…特定のタイトルに特化して性能向上させるだけなら、そんな難しく考えずともできるのかもしれないが、これがあらゆるタイトルで、となると話は別である。
最終的にはこのエミュレータ「Yuzu」の性能がどこまでいくのかはわからないが、おそらく開発者達はPCでNintendo Switchのゲームをプレイしたいからエミュレータを作っているのではなく、技術的に可能かどうか、という事を検証し、できるはず、という事をただ証明したいが為に制作しているのではないかと思う。
というのは、コストが見合わないのである。
趣味でやるにしても、労力に見合わない。Nintendo Switch Liteが2万円程度で購入できる事を考えれば、そのコストを支払った方が遙かに安いのである。
エミュレータは、昔からこのコストの面だけで見ればムダもいいところなのだが、PCという一つのプラットフォームであらゆるコンシューマ機のタイトルが再生できるところに、エミュレータの魅力がある。
おそらく「Yuzu」の開発者は、その魅力の為に開発を続けているだけであり、技術的に可能である事を証明する為に開発していると考えられる。

ま、実際問題として法的に抵触してしまう可能性のあるエミュレーターを使うよりも、コスト的に見合う実機購入の方が絶対にマシである事は、賢明な諸氏ならば理解できるだろう。
それでも技術者が止まらないのは、あくまでも知的好奇心の成せる業ではないかと思う。
それにしてもすげぇなw

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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