2/5のコンシューマ機模型の意味は?
PSとサターンのプラモデル
BANDAI SPIRITSが「BEST HIT CHRONICLE」と題して「BEST HIT CHRONICLE 2/5 “PlayStation”(SCPH-1000)プラモデル」と「BEST HIT CHRONICLE 2/5 セガサターン(HST-3200)プラモデル」の予約を開始した。価格は各2,500円(税別)で、2020年3月に発売予定。
単純に言えば、初代PlayStationと初代セガサターンの筐体をそのままプラモデルにしたという商品だが、ただ外装があるだけでなく、中の基板なども再現しているところに拘りがある。
BANDAI SPIRITSとしては、忠実なディテールを再現している、との事で、コントローラーなどにも基板がちゃんと用意されていたりする。
PlayStation
1、2、3、という数字の連続でCM展開していた初代PlayStationは1994年12月3日に発売された伝説のコンシューマ機。
当時、もともと存在していたゲーム愛好家層のみならず、一般層にもゲームというものを身近にさせた事で、PlayStationという製品は当時のゲーム機としては異常に売れた。
そんな初代PlayStationのプラモデルが「BEST HIT CHRONICLE 2/5 “PlayStation”(SCPH-1000)プラモデル」になるわけだが、前述した通り中身にまで拘って作られている。
ちゃんとゲームCDを入れられるように蓋が開き、そこにドライブユニットが入っていたり、またその下には基板まで再現されている。
本体の他にはコントローラーとメモリーカードがあり、どちらも細かいところまで造り込まれている。
唯一残念なのは、メモリーカードには基板が用意されていなという事。小さいので基板を入れる事ができなかったのかもしれないが、これが有ればより完全だったように思う。
セガサターン
セガサターンのプラモデルは「BEST HIT CHRONICLE 2/5 セガサターン(HST-3200)プラモデル」として発売される。
コチラもPlayStationと同じで内部まで実に良く出来ていて、色違いの部分も別パーツで再現するという拘り。カートリッジスロットのフタも別パーツで用意されていたりと、そのまま組んでもリアルになるよう設計されている。
コントローラーも用意されているのだが、個人的にはどうせならカートリッジも用意してくれれば良かったのに、とちょっと残念な所もあるが、実に良く出来たプラモデルである。
スケールモデル?
正直、このような製品をプラモデルにする事の意味が理解できない人もいるだろう。
スケールモデルのプラモデルというのは、現実にあるものをミニチュア化する事と似たようなコンセプトで作られている。
こうしたスケールモデルは車やバイクは想像も付くしよくある事だが、家電製品や工業製品をあえてスケールモデルにするというのは珍しいといえば珍しい。
変わったところでは、金属を削り出すマシニングセンターという機械をスケールモデル化したという話もあるが、こうしたモデルは目に見えない部分までもが精巧に作られていることが多い。
つまり、スケールモデルというのは単に見た目を再現しているものではなく、中身も含めて模型化する事を目的としたものを言う。
模型の醍醐味というのは、正にこういう所にある。
今のプラモデル界の中心と言っても過言ではないガンプラは、むしろプラモデルとしては元々異端だったが、ガンダムというアイコンがアニメを通して人気が出て、その結果商品枠が広がり今ではスケールモデルを超える市場を獲得、立場が逆転したに過ぎない。もともとプラモデルはこうしたスケールモデルが主役だったと言えるだろう。
というわけで、PlayStationとセガサターンのプラモデルが市販化される。
今はまだ予約という形だが、おそらくBANDAI SPIRITSはどれだけの数が売れるのか、最終的な見込みが分からない状態と考える。
よって確実に欲しいと思う人は予約するしかない。気がつけば市場から消えている、という事も十分にあり得る話だろう。


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