GeForce RTX 40 Superは来年初め

次期NVIDIA製品は来年すぐに登場しそうだ。

CES 2024で公開か

NVIDIAの次期製品となるGeForce RTX 40 SuperSeriesは、来年初めに行われるCES 2024のタイミングで発表される模様。
その日時としては、2024年1月10日以降という事になるが、その前の事前発表として1月8日に発表という形になるかもしれない。
ちょうど良い製品が投入される事を祈りたい発表予定のモデルは3種類で、上位モデルからGeForce RTX 4080 Super、RTX 4070 Ti Super、RTX 4070 Superと、以前から言われていた通りのラインナップになりそうである。
製品としては、GeForce RTX 4080 SuperとRTX 4070 Ti Superは既存製品のRTX 4080、RTX 4070 Tiと置き換えられ、RTX 4070 Superはしばらくの間はRTX 4070と併存するとしている。

性能は微増

登場する3モデルは、それぞれ置き換わる既存製品からの性能向上幅として、おおよそ6~22%ほどとなると予想されている。
特に性能向上幅が広いのは、RTX 4070 Ti SuperとRTX 4070 Superだが、特にRTX 4070 Ti Superは、VRAM容量が12GBから16GBへと増量しつつ、TGP(Total Graphics Power)は285Wと据え置きになっており、それでいて14~22%の性能向上が期待できるとされる。
RTX 4070 Superは、TGPは225Wに微増しており、追加電源も12VHPWRでの供給されるようだ。
一番微妙なのは、RTX 4080 Superで、TGPも320Wと据え置きとなり、その他の構成も既存品と同等となる。それでいて性能比としては6~9%なので、見方によっては恩恵があるという言い方もできるが、純粋にマイナーチェンジだという言い方もできる。
価格についても既存品を置き換えるような価格帯になると言われているので、発売当初は高めかもしれないが、徐々にこなれてくる可能性もある(かもしれない)。

私はどうする?

正直言うと、RTX 4070 Ti Superで、2スロット厚製品が出てきたら、そちらに乗り換えたいという気持ちはある。
問題は価格である。
もし乗り換えるとなると既存カードを売却する事になるが、その売却額との兼ね合いで検討したいと思っている。
もともとVRAM容量を16GBにしたかったというのが一番の理由で、それは使用している画面解像度が3,840×1,600ドットという事から着ている。
この解像度で120fps近いリフレッシュレートを維持するとなると、それなりのGPUパワーとメモリが必要なのだが、VRAM容量12GBというのは、私としてはちょっと微妙な感じと受け止めていた。もちろん、今のRTX 4070 Tiでも性能は十分とも思っているが、できればVRAMは16GB欲しいと今でも思っている。

というわけで、予想されていた通りの製品が来年早々登場するようだ。
正式な情報が発表されるのを心待ちにしたい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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