新型登場が間近と目されるE-M1 mkIIの背面液晶がチルトでなくなるという事。
バリアングルの善し悪し
まだ発表すら行われていない次期E-M1の背面液晶が、バリアングル液晶になるかもしれないという噂がデジカメinfoで出た。
真偽はともかく、この噂が出ただけで、まぁよくこれだけ意見が集まるな、と思う反面、確かに可動する液晶のその使い勝手というのは、撮影に大きな影響を与えるなと改めて思った次第。
私は現行のE-M1使いなので、チルト液晶での使用が前提なのだが、バリアングル液晶となると、たしかにチルト液晶と可動域が変わる為、使い勝手がまるまる変わってしまう。
果たしてどちらが理想なのか?
フォトスク
http://photosku.com/archives/821/
私が事細かくチルト液晶とバリアングル液晶を説明すると、小難しい話になるため、簡単に説明しているサイトがあったので、そのリンクを貼ってみた。
ここで見るとよく分かるが、バリアングル液晶はカメラの本体の横、もしくは下に液晶が大きくはみ出し、そこで大きな可動域を持った状態で上下(あるいは左右)に液晶が回転する。
これによって、カメラをどの位置に持ってきたとしても、撮影者は被写体を目視する事ができ、適確な撮影が可能となる。
一方、チルト液晶はカメラ本体の背面に対して平行に稼働する仕組みになっていて、2軸であれば上下に、1軸であれば上あるいは下に液晶が可動する為、主にローアングル、ハイアングル時に液晶で被写体を確実にとらえる事ができる撮影ができる。
ファインダー越しの撮影を好む人からすると、チルト液晶派がとても多いのだが、たまにバリアングル液晶が良いという人がいるが、その場合、その人はバリアングル可動する事が良いと言っているのではなく、液晶を反転させ、カメラ本体側に向けて一切液晶を使わないというスタイルを選択できる事で良い、と言っているケースが多い。
バリアングル液晶派は、やはりいろんな角度からの撮影に対応できる事を良しとしていて、チルト可動しかしない液晶だと汎用性に劣る、とする意見が多数を占める。
どちらの言い分も解らなくはないが、この問題はカメラの利用スタイルによって大きく変わる話ではないかと思う。
プロ用を目指すなら
私個人としては、正直言うとチルト液晶でいいのではないかと思っている。
私はファインダー越しの撮影が基本なので、せいぜいローアングル、ハイアングルでの撮影の時にしか液晶は使わない。
たまに三脚固定時のブツ撮りの時にも使うが、別にそれがファインダー越しになっても何ら問題がない。
バリアングル液晶を好む人の中には、縦向き撮影をする際に便利としている事があるが、その場合、バリアングル液晶の可動軸は本体下側に付いていないと逆に不便になる場合がある。もし、本体左側に可動軸がある場合、縦持ちした時に液晶が本体下にはみ出す事になるわけだが、そので使うという事なのだろうか?
まぁ、こういうのは使い方次第でどうにかなる話なのだが、もうちょっと原点に戻った話をすると、もしこれがプロ用カメラだったら、という視点で考えたとき、プロはどちらを好むと考えられるだろうか?
おそらくだが、プロは多分無可動を好むのではないかと思う。
可動するものは故障する可能性が高くなるため、プロは多分液晶は固定されているものを好むと考えられる。
もし、多少撮影を便利に、と考えるなら、それでも耐久力を確保しやすいチルト液晶を選択するのではないかと思う。
もちろん、プロも撮影方法が時代と共に変わってきているため、必ずしも無可動を好むとは限らないが、室内撮影のプロだと、既にカメラを三脚に固定し、PCで撮影するというケースもある。
大自然の中での撮影をするプロなら、やはり耐久力が全てだろうから、そもそも無可動を選ぶかもしれない。
用途によってイロイロかも知れないが、それでもプロからすると液晶を可動させる意味はそもそもあまりないのかもしれない。
ちょうどこの画像の左半分がトップメニュー表示で、そこからリンクを辿ると、右半分のような表示になってしまうのである。
このP900の前身にP610というカメラもあるのだが、どちらも、ジャンル的には「デジカメ」という大枠にしか入らないカメラで、コンパクトデジタルカメラでもなく、それでいてレンズ交換式デジタル一眼カメラでもない。

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