今年は暖冬という事らしいが、朝晩の冷え込みはハンパない。
スタッドレスタイヤ交換
今年もいよいよ冬の時期がやってきた。
車に乗るものとしては、そろそろタイヤ交換の時期である。
スタッドレスタイヤへの交換は、自分でやってもよいのだが、最近は何かと時間もなく、手間も避けたいという事から、業者に頼むことが増えている。
今年も何だかんだとディーラーに依頼をしようと11月下旬に電話してみた。
時期が時期だけに、12月の中頃でないと土日に交換という訳にはいかないかな、と思っていたら、その週末に空きがあるという事で、本日タイヤ交換する事にした。
スタッドレスタイヤそのものは、正直今年の冬には買い替えが必要かもしれないと思っていたのだが、前回タイヤ交換をする時にも特に何も言われなかったので、今年もイケるのかな、と思いつつ、今のタイヤを持ってディーラーに行ったのだが、何も言われずにそのまま交換となった。
…多分来年には買い替えってことなんだろうな。
とりあえず、ものの15分ほどで交換が終わり、実にあっけないと思ったが、周囲を見渡すとやはりこの時期だけにタイヤ交換の人でいっぱいだった。
交換後、タイヤをじっくりと見てみたのだが…表面を見る限り、確かにまだ大丈夫そうだった。
タイヤ交換の時期
スタッドレスタイヤの交換は、二つの条件のどちらかが揃わなくなったときだと思っている。
一つは溝が亡くなった時、もう一つは柔らかさが足りなくなったときである。
溝がなくなった時に買い替えというのは、理解が早いと思う。単純にスベリ度目の利きが悪くなるからだ。
だが、柔らかさが足りなくなったとき、というのは、タイヤを販売する人たちから言われることはあっても、あまり意味として話を聞く事はないのではないかと思う。
タイヤが滑るというのは、雪や氷が溶け、水が道路とタイヤの間にできることでタイヤと道路の摩擦が弱くなって滑るのだが、この条件が揃うのは前述の溝がなくなった時と、雪などをタイヤが掴めなくなったときである。
水の膜が逃げる場所は、タイヤの溝であり、雪や氷との間の摩擦を強くするのがタイヤの柔らかさ、と考えればいい。
これらが失われることでスタッドレスタイヤの効きが悪くなる。だからスタッドレスタイヤは走行距離にもよるが5年程度で買い替えないと、効きが悪くなる。いや、正確にいえば5年でも長いくらいである。
タイヤを柔らかくすればするほど減りが早くなるし、それを長持ちさせようと硬くすれば効きが悪くなる。スタッドレスタイヤはそのバランスの中にあると言っていい。
私はこのバランスを取るために、一定のサイクルを課している。
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