リネージュ2、復帰

 昨日の初夢でファンタジーっぽいものを見てしまった事もあり、リネージュ2を2ヶ月復帰する事にした。
 ちょうどカマエルという新種族も増えている事だし、ちょっとその当たりをやってみたいという気持ちもあったため、まぁちょうど良いかなと。
 ホントは、もっと違うゲームに進んでみたかったのだが、残念ながらここ数ヶ月を見ていて面白そうな新作にも当たらず、また既存作品でもリネージュ2を超える作品に出会えなかったため、そのまま復帰という状態に。
 途中、ROのエミュ鯖で遊んだりもしたが(これは現在進行形)、ROの出来の良さは言うまでもなく、これがもっとクエスト進行なりが面白くできていれば…と残念な感じに思えた(私がプレイしたエミュ鯖は本家オリジナルとほぼ同内容)。
 おそらく運営側と企画側の努力が最初から投入されていないゲームの成れの果て…という事だろう。
 で、リネージュ2に復帰してみたら、カマエル実装後にインターフェースまわり以外でも変わっていたところが多く、随分と驚くところがあった。
 特に驚いたのが、画面効果処理が格段に増えていたことである。


 リネージュ2も、クロニクル4あたりからHDRエフェクトが実装されていた。
 主に光源処理なのだが、これら以外にもさらに高度なエフェクト処理が実装されたようである。
 この高度なエフェクト処理が一体何を意味するのかはわからないが、DirectX9.0cの上ではあまり上手く表現されていなかった所を見ると、ひょっとしたらDirectX10の追加機能なのかもしれない。
 リネージュ2は今のところVista以外ではDirectX9準拠になっているのだが、VistaはDirectX10が標準であるため、それに対応させたとこの処理がこれに当たるのかもしれない。
 追加機能なのか、それとも代替機能なのかはわからないが、DirectX9.0cでは上手く表現できていないところから察するに、Vistaでしかちゃんと表現できない、という所は間違いないだろう。
 とりあえず新種族カマエルはキャラを消す関係上、一週間後となるため、今は既存キャラで前の感覚を取り戻そうと考えている。
 で、手始めにクィーンアント(QA)というボスキャラ退治に参加してみた。
 偶然、時間的に合致したというのもあるが、このQA、ボスアイテムであるリングがでれば、一攫千金というイベントで人気があるため、毎回200人を超える参加者であふれかえる。
 今回、休日のお昼近かったという事もあり参加人数が286人という、とんでもない数に。
 総勢、286人が一堂に会してQA退治をするという、なんかもう小規模戦争なみの人数であった。
 話を聞くと、ボスアイテムのリングはもう8日間も出ていないという事で、今日は出てくれるかも…という期待はあった。
 実際に退治してみたら…今年初のリングが出た。
 やはり今年の私はツイているらしい。
 2時間ほどで1.7Mアデナ(リネ2の通貨)の収穫であった。
 私がオンラインゲームをプレイする理由はただ一つ。
 それはスタンドアローン型のゲームと違い、ゲーム世界のどこかに、自分と同じ時間を過ごしている人がいて、その人と自分が全く違う事をしていても世界は動いているという事にある。
 ドラクエ4とかにも、時間の経過によって進化する街というのがあるが、それは自分がとった行動(要するにシナリオを進行させたという事)で進んだ時間を計っているる。
 たしかにスタンドアローン型のゲームではそれも致し方ないのかもしれないが、そもそも時間という概念はそんなものではないハズである。
 無為な時間を過ごしていても、時間は過ぎるもの。
 MMORPGはまさにその部分をシステムとして実現できているところに面白さがある、と思っている。
 今まさに世界の運命を背負って強敵と戦っている人がいるかと思えば、どこかでは釣りでまったりした時間を費やしている人もいる…それがMMORPGの醍醐味である。
 2ヶ月間の復帰だが、そのあたりをもうちょっと堪能してみたい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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