ついに姿を現した45nmのQシリーズ

 アキバにIntelの45nm版Core 2 Quadが初登場したらしい。
 といってもまだ発売されたわけではなく、デモを行ったらしい。
 お目見えしたのはQ9300(クロック2.5GHz)で、このシリーズでは最下位に位置するモデル。
 よって搭載されている3次キャッシュメモリは3MB×2の6MBモデルだ。
 私が注目しているのはQ9450でクロックは2.66MHz、3次キャッシュメモリは6MB×2の12MBになるモデルだが、それが登場するのはまだ先になりそうだ。
 ただ、先週アキバで行われたVista SP1イベントの際、Intelの神様こと天野氏は、45nm版Core 2 Quadは登場直後はかなり入手難になるだろうという話をしていたらしい。
 つまり、今回のデモで出てきたQ9300もそうだが、上位機種となるとなかなか手に入らないのかもしれない。
 私は使用しているマザーボード、ASUSのCOMMANDOが今回の45nm版Core 2 Quadまで対応するという事なので、とりあえずQ9450を狙っていたりする。
 一般家庭で使用する場合、プログラムがマルチスレッドに対応してきたとしても4コア以上にするメリットがないと言われている(動画のエンコードを頻繁にする場合は違ってくるかもしれないが)。
 つまり、事実上クァッドコアはこれから先のスタンダードになる可能性もあるわけで、クァッドコアは早期に導入できれば、息の長いパーツになる可能性がある(もちろん希望的観測でしかない)。
 何はともあれ、45nm版Core 2 Quadの発売を心待ちにしたい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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