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VAIO type Pの陰に隠れたPhenom II

 VAIO type Pと同じ日に発表された事が不幸だったのかもしれない。
 今までの常識にとらわれない新しいスタイルの提案という、実にセンセーショナルな製品であるVAIO type Pから比べると、Phenom II X4は実に地味な製品だ。
 しかし、Phenom II X4の登場は、ほぼIntel一択という業界支配を阻止する重要な意味を持つ。
 AMD Phenomシリーズの45nmプロセス品であるPhenom II X4は、従来のPhenomシリーズと基本的なアーキテクチャは同じではあるものの、IPC(クロック当たりの実行命令数)が見直され向上していたりと、性能は格段に上がっていると言える。
 また45nm化でTDPが向上し、クロックの引き上げが可能になった事も性能向上に大きく関与している。
 Intelに出遅れる事約一年。
 Core 2 Quadに真っ向勝負できるコアの登場である。
 ただ、どうも性能的にはCore 2 Quadとほぼ同等という感じである。
 Intelは新プラットフォームであるCore i7をハイエンド分野に展開しているため、AMDはハイエンド分野ではまだ性能が追いついていないという事になる。
 サーバ向けのOpteronシリーズをCore i7にぶつけるという手もあるが、それではコストのメリットがない。
 という事は、このPhenom II X4はCore 2 Quad Q9550以下、つまり3万円台以下の製品をターゲットとしていると考えられる。
 もちろん、消費者側からすればこの選択肢が増えるという展開は歓迎だろう。
 アンチIntel派は、Phenom II X4に乗り換える意味は大きいと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    まだ未確認ですが、BIOSが対応してくれたら「ふぇのむに」に乗り換えたいですねぇ~。
    今9950の黒エディションなんで当分は見送りですが、響きが良いですよね、Phenoむに。

  2. 武上 より:

     基本性能でCore 2 Quadに並んだようです。
     ただし、たぶん3D関係のプログラムはIntel系よりは高速動作しそうな予感。
     ただ、Core i7と比較したとき、そのアドバンテージはたぶんないだろうというところです。
     絶対的に省電力か?というと微妙なところでもあるし、Intelに関してもCore 2 Quadの省電力版を今年発売するという噂もあります。
     ただ、今回のPhenom IIは単位時間あたりの処理命令数は増えているようなので、既存のPhenomからは性能の底上げにはなるでしょう。
     私は今のスペックでまだ行けそうなので、しばらくは様子見でしょう。
     …ビデオカード換えたいけど >_<

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