チャットソフトとして常時使用しているskypeだが、このskypeで本格的にボイスチャットを始めようとすると、一つ大きな壁にぶつかることになる。
それが通常PCで再生している音楽などの音と、ボイスチャットが同時に使用できないだろう事である。
だろう…としているのは、私自身がまだそれに着手していないからよくわからない、という事である。
いろいろ調べて見たが、通常のスピーカーとskypeのボイスチャットを両立する事のできる製品は存在するのだが、その通常のスピーカーの出力を、skypeでボイスチャットする時だけskypeのヘッドセットへミックスして出力出来ればなぁ…と考えていたりする。
何とも都合の良い話だが、私の音楽再生環境にシームレスにマイクを追加しようとすると、そういう考えが浮かんでくるのである。
というのは、私の環境は通常ヘッドホンアンプのDr.DAC2を使用しているため、PCの音声はほぼDr.DAC2経由になる。
ところがDr.DAC2は音声の入力には基本的に対応しない。あくまでも出力するのみであるため、マイクをDr.DAC2に接続してボイスチャットするという事ができない。
さて、この問題を解決する方法はないものだろうか?
で、いろいろskypeで使用できるヘッドセットを探してみた。
結論からいうと、やはり私が望んでいるような音声をミックスできる製品は存在しないようである。
通常の有線式で探しても見あたらないし、Bluetooth対応のヘッドセットにもそういう機能を持つモノはなかった。というか、Bluetoothはプロファイルによってできる機能がいろいろ変わる(A2DPやAVRCPプロファイル)ようだが、仕様上、複数のプロファイルを同時に使用する事ができない。
結論から言うと、近未来的ボイスチャットでありながら、何とも基本的な事ができないというのが、今のボイスチャット事情のようである。
ただ、これであっさり終わらせるのも何なので、何とかできる方法がないか考えてみた。
ウチはDr.DAC2をUSBオーディオで使用している。
で、マザーボードにはサウンドカードが別体で付いている。
つまり、今はそのサウンドカードは未使用なわけで、こちらにマイクだけを接続し、音声出力にDr.DAC2を指定…とやれば、音声入力のみサウンドカード経由のマイクが担当し、PCの通常の音声とskypeの音声出力をミックスするのがDr.DAC2…という感じにならないだろうか? という事である。
skypeの設定を見てみると、マイクのデバイスとスピーカーのデバイスが別々で指定できるようになっている。
多分、そうやってデバイスを分ければ可能なのではないか? と思われる。
マイクはピンマイクみたいな形だと服に取り付ける事もできるだろうから、このスタイルで接続できれば何ら問題はないような気がする。
今回、私はマザーボードにはサウンドカードが別体で付いている…と書いたが、別にこれは別体サウンドカードでなくてもいいし、逆に言うとマザーボードに最初から搭載されているサウンド機能でも同じ事ができるハズだ。
要するに、音声出力側にスピーカーを付けている場合、そのスピーカーからskypeの音声が普通の音声と同時に出力され、音声入力側に接続するマイクでskypeの音声を入力しているに過ぎないからだ。
ものすごく単純でものすごく基本的な接続方法なのだが、利便性に欠ける事が多いため、今は他の接続方法が主力になっている事が、逆に基本的な接続方法を置き去りにしていた…そんな感じだろうか。
もっとも、実際にこの方法を試していないため、ちゃんと接続できるかは不明。
もうちょっと私に余裕ができたらやってみたいと思う。
タッチノイズやブレス等の雑音や音質の面が問題になると思うので、多分ヘッドセットではなくヘッドフォンとマイクを別々になるんでしょうね。
Skypeで入出力の設定が個々に出来るとの事なので、特別な機材を経由していない場合はマイクをPCに繋ぐだけで、後は音のバランス取り位なのかも。
ヘッドセットに統合出来たら楽そうですね。
…高級ボイスチャット機(PS3)立ち上げる必要無いですしw
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最近はマイクの改良で意外とノイズは少ないのですよ。
指向性マイクの良さは、狙った位置周辺の音を集音してくれる事で、それによって他からのノイズを低減させてたりします。
まぁ、無指向性マイクで場の臨場感を出すようなマイクもありますが、そちらもジッターノイズなんかは低減してくれるようになってるみたいですね。
skypeは音の良さをウリとしたボイスチャット機能があるので、思ってるよりはずっとクリアな音声でボイスチャット出来ると思いますよ。
とりあえず私も時期をみてマイクを買ってみようかと思います。
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