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上手い商売のお手本だが…

 “ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV”が6月5日に予約開始したが、相当な盛況ぶりで事前に予定していた予約台数20,000台を超える、27,500台の予約を受け付けたことが公開された。
 20,000台の予定に対し27,500台。
 これを多いと取るか少ないと取るか?
 私は正直多くないと思っている。むしろ、予定数の2倍である40,000台くらいの予約があっても不思議ではない。
 それが予定数の1.375倍しか予約が入らなかったのは、世の中の景況感がそうさせたのか、それとも端末そのものの価格が法外な価格だったか…。
 どちらにせよ、私からすると20,000台予定が27,500台に留まったという表現が正しいという感想である。
 モノが売れない時代に何を言っていると言われるかもしれないが、ヱヴァンゲリヲンというコンテンツパワーは、本来であればこんな程度ではない。


 今回のケータイにしても、とてつもないコンテンツパワーを持った作品のコラボ商品を予約という手段を使って販売したワケだが、これはある意味無難かつ非常に上手い商売だと思っている。
 これが店頭一斉販売という手段だったなら、おそらく発売日当日は血の海地獄の如く、奪い合いが発生しても不思議ではない。
 つまり、予約という予防線を張った事で、それらの問題を消化した…と私は思っている。
 docomo側はコンテンツの版権元と数量で何かの契約をしていた可能性はあるが、私はおそらく来た予約に対し全てに応える準備が最初からあったのではないか? と予測する。
 前述したが、このモノが売れない時代にあって、一台でも多く売るために起こした企画モノであるのだから、来る客を拒むのは本末転倒であるし、愚の骨頂である。
 ましてケータイという電子機器は当然のことながら時代と共に化石化するワケで未来永劫使えるものでもないし、新しい時代の波と共に機能が進化していくデバイスである。
 そんな一時的なものに、プレミアを付けたところでどれだけのステータスとなるのか?
 であれば、プレミアを付けるよりは、売れる時に売れるだけ売ってしまう方が賢い選択である。
 そして時代と共に機能が進化したなら、その時、また新機種を投入する方が賢い商売の仕方だ。
 何より、今回のヱヴァンゲリヲン新劇場版は4部作と言われている。
 今回は2作目のタイミングだ。
 次回の3作目のタイミングにも何かの仕掛けをするのは可能だし、次々回となる最終章の時期に大々的に何かを仕掛ける事も当然できる。
 その都度、仕掛けを展開する方がコンテンツ商売としては正しい手法だし、集客が望めるものであれば、その苦労に見合った商売は可能だ。
 そういう意味ではヱヴァンゲリヲンという作品は格好のコンテンツだ。
 そして製品名が“ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV”と名付けられている時点で、私は他機種への展開があるのではないかと予測している。
 “ヱヴァンゲリヲンケータイ ○○-○○○ NERV”の○の部分が変わるだけで成立する名付け方だ。
 これを上手い商売と言わずして何というのか。
 都度、何かの仕掛けで客が集まってきてくれるのだから、宣伝する必要すらないのである。
 だから私は今回のdocomoの対応は不思議にも思わないし英断だとも思わない。
 当然の事を当然の結果として見せているに違いないと確信している。
 よく考えて欲しい。
 AppleのiPodやMac Book Proは限定数量販売などした事があるだろうか?
 デザインが優れ、持っている事にステータスすらあるApple製品ですら、リミテッドは存在しない。
 持っているものに優越感を与える商品でありながら、リミテッドでないという事は、すなわち、みんな同じものを持っていても優越感が存在する事を意味する。
 コンテンツでも同じ事が言える。
 今回の“ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV”が進むべき道は、このApple製品の道と同じベクトルである方が利口だ。
 私は事の実際を知っているわけではない。
 だが、大きく外れていないのではないか?という確信に似たものを感じている。
 さて、皆さんは今回のdocomoの戦略をどう考えるだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    ほんと、上手い商売ですよね。
    コンテンツホルダーも儲けるし、話題性もあるし。
    今回のを限定にしたのは色々考えられるけど、私は限定版に弱い日本人(特にヲタク層)をターゲットにプレミアを付けて一定数以上を売り切って在庫を持ちたくなかったからと見ています。
    更に今回入手出来なかった人は次回を期待するだろうし、その反響から次の予想が立てやすいかと。
    損をせず、在庫を作らず、次に繋げる。上手いもんです。
    それで、中身はどうなの? コレw

  2. 武上 より:

    多分、3作目が劇場公開となるタイミングで、似たような企画が動くのではないかと見てます。
    その時、ヱヴァンゲリヲンの目指すデザインに多少のブレが出ていれば、新企画モノにはその最新のデザインが移植される事になるでしょう。
    そうでなければ企画モノの意味がない…私はそう思ってます。
    在庫を持ちたくないというのは今の流れから言えばそうでしょう。
    しかし、どのみち決まったロットを作るのですから、非公開の部分で帳尻を合わせるだけの話。
    特に最初から予約注文分限定と謳っていない以上、その読み幅は考えていた…という事だと思います。
    そしてその読み幅の量が実際の予約状況とかみ合わなくなったというのが今回の流れであるのだから、あとは予約状況を見て読み幅を変更すれば、当初想定していた以上の数が見込めるだけでなく、さらに普及率を上げられ、なおかつ予約者の要望に応えたという結果が残ります。
    上手すぎる宣伝です。
    …ま、私も同じ業界にいた人なので、この嫌みのような売り方に文句は言えないんですけどね。
    キラーコンテンツというのは、何とも正のスパイラルがうまく回るモノですな。

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