2010年3月末くらいから発売されているPS3は、実のところマイナーチェンジ品に変わっているらしい。
らしいというのは、私が正確な情報を持っていないからなのだが、現在の生産ロットのPS3は明らかに型番が違っている。
3月中旬くらいまでのPS3は、型番が「CECH-2000A」であるのに対し、それ以降のロットは「CECH-2100A」となっている。
このマイナーチェンジは仕様として大きな変更はない…ように思われるかもしれないが、実はハードウェアレベルでとても大きな違いがある。
それは、構成されている半導体の微細プロセスが一世代進んで、Cell B.E.に続いてRSXも45nmへと移行した、という違いである。
何の事? と思う人もいるかも知れないが、これはすなわち、消費電力に差が生まれるという事である。

簡単に説明すると、半導体というのは電気を通して演算させるわけだが、当然電気を通す面積が小さければ小さいほど消費する電力は下がり、消費する電力が下がれば発熱も小さくなる、という理屈である。
微細化が進むと、それだけ半導体が小さくできるわけであり、そこで消費する電力が小さくなる訳だ。
逆を言えば、面積を小さくして従来と同じだけの電力を与えれば、それだけ高クロック化もできる、という事であり、放熱さえ問題がなければそれで高性能化する事もできるわけである。
PS3のような、すべてのハードウェアバージョンで同一の性能を求める製品であれば、高性能化させる事は難しいが、省電力化する事はできる。
つまり、今世代のCECH-2100Aは現時点のPS3において最も消費電力の小さなPS3であると言える。
どれぐらい省電力化したのかというと…それを調べたサイトがある。
ポケットニュース
RSXが45nmにシュリンクされたPS3「CECH-2100A」買ったよ
概ね1~2割程度の省電力化のようだ。
初代PS3から比べればその省電力は凄まじいものである。
今世代は最大消費電力で85wクラスではないかと考えられる。
平均すれば、76w程度か。
たしか初代機は120wを優に超えていたと思う。進化したものである。
大局的に見て、今もっともPS3がお買い得な時期ではないかと思っている。
個人的には、torneを内蔵した新型、もしくは高性能化したプレミアム・エディションが発売されて欲しいところだが、まだ完全に減価償却されていない今、そうした高性能機の登場は難しいと思われる。
昔から比べれば秀作ソフトも多くなってきているし、何より今年、FF XIVが発売されるハズであり、今のところコンシューマ機でFF XIVが遊べるのはPS3のみである。
それに夏には白騎士物語の第2作目が…まぁこれは出てみなければ安心できないソフトではあるが(爆)
今、買おうかどうしようか悩んでいる人は、買っても損はしないだろうと言っておく。
個人的にお薦めである。


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