先日落札したstereo 2012年1月号が本日届いた。
付属のアンプも全くの未開封で、新品という状態だった。
ココまではいいのだが、問題は今このアンプがちゃんと正常動作するかの確認が全くできないという事だ。
というのは、今我が家にはスピーカーコードに接続できるスピーカーがないのである。
まぁ…スピーカーコードをRCAピンなどに変換するコードを使えば使えるスピーカーもあるのだが、今私の手元にあるスピーカーはアンプ内蔵のパワースビーカーなので、純粋に今回の付属アンプと接続できるスピーカーがない。
さて困った。いったいどうやって音の確認をしようか? といろいろ思案しているのだが、それと同時に考えるのが、そろそろPC横に設置しているスピーカーの替え時だろうな、という事である。
BOSEのPC用スピーカーで御殿場アウトレット出店記念の限定モデルなのだが、それってもう何年前の話よ?的なスピーカーだったりする。
別に古いスピーカーが悪いとは思わないが、ヘッドホンアンプやヘッドホンなどが良くなっているにもかかわらず、スピーカーだけは以前のままという状況がいかがなものかと、ずっと考えていたのである。
そういう状況で小型とは言えアンプが我が家にやってきた。
うーん(-_-;)
で、いろいろスピーカーを模索していたところ…実に精神的によくない逸品と出会うハメになった。
ビクターのウッドコーンである。
通常、コーン紙などでできているスピーカーが多い中、このウッドコーンはその名の通り木製のコーンで出来ている。しかもその製法に特徴があったりするのだが、それは特設サイトで確認して欲しい。
ビクター ウッドコーンオーディオシステム
http://www3.jvckenwood.com/audio_w/woodcone/
樺の木を材料としたウッドコーンは、紙のような薄さにした木材に日本酒を浸透させて柔らかく(甘ければ甘いほど良いという話)し、そこから立体製法でプレス、カットして作られる。
このウッドコーンは木製管楽器の音を実によく再現するスピーカーという評判なのだが、木材は従来のアルミや紙よりも理想的な音響特性を持っていると言われている。だから全般的に考えても良い音を出すスピーカーと言えそうだ。
このウッドコーン製品の中でも私が注目したのは“SX-WD30”というスピーカー。
1本あたり9.0cmのフルレンジスピーカー1基で構成された実にシンプルなスピーカーだが、このフルレンジ1基という所が良いのである。
1基という事は音の定位が確実に1つという事であり、ばらけてしまう音から比べれば確実に良い。もちろん、1基でフルレンジをカバーするわけだから、2wayや3wayのようなレンジの広さはないかもしれないが、私の部屋の構成から考えれば定位が1つという所にこそメリットがある。
ま、価格も一番手頃だというのも魅力ではあるのだが。
何はともあれ、アンプの次はスピーカー…という流れが私の中に一つ出来てしまった感じである。
しかし、今はそうそう予算をかけられない。
さて困った。
アンプの音も確認したいし、でも予算もないし…。
どうしたものだろうか?