ラブプラスというコンテンツはスゴイ。
何がスゴイかというと、DSというプラットフォームで任天堂が想定していた事を遙かに超えたコンテンツを作り上げ、しかもそれがDSのハードウェアスペックを極限まで突き詰めて試行錯誤してようやく実現していた、という所に尽きる。
そして今年2月14日というバレンタインデーに投入された3DS用のNEWラブプラスは、このコンテンツでさらに本体ハードを拡販したのだから、このコンテンツのパワーは並々ならぬものと言える。
だが、ラブプラスというコンテンツのコアともなる部分で、致命的とも言えるバグが公開となった。これを“裏切り”とユーザーが唱えたとしても、メーカーは文句は言えないだろう。なぜなら“裏切り”と言われる程に愛されている事を否定する事はコンテンツを殺す事になるからだ。
NEWラブプラスは、発売直後からネットで不具合報告が相次いでいたようだ。
公式FAQでは“リアルタイムモードで彼女からの『呼び出しのお誘い』電話に対して、時間指定を行うと進行不能になることを確認しました”とか“2月15日~2月29日にバレンタインイベントが発生した場合、ホワイトデーイベントが発生しないことを確認”といった不具合が掲載されている。
問題なのは2つ目の不具合。
2月14日にソフトが発売となったのだから、発売日後にソフトを買った人以外が何かしらの形で不具合に遭遇している、という事になる。
ラブプラスというコンテンツの性格上、この不具合の意味する所は非常に大きいと岩猿を得ない。いや、企画屋なら絶対にそう思うはずである。
不具合である以上、ラブプラスでなくてもこうした問題は大きな問題ではある。
だが、ラブプラスは普通のコンテンツ以上に大きな問題と捉えた方がいい。
なぜなら、ユーザーの心をキャラクターとイベントで掴んでいるコンテンツである以上、今回の不具合は普通の不具合以上にソフトの魅力に影響を与える事になる。
まして、リアルタイム性をウリとしているのだから、これはもう避けようがない。
そして今回の不具合のもう一つ致命的な所は、当初NEWラブプラスの発売日は2011年12月17日だったが、それを2012年2月14日に延期した、という事である。
コンシューマソフトで、発売を延期しての致命的な不具合となると、叩かれない方がオカシイと言える。コンテンツそのものの魅力を疑われる事はないだろうが、開発部分を疑われる事は甘んじて受けねばなるまい。
ただ、こうした問題も愛されているコンテンツだからこそ、とも言える。
ここでユーザーに対してどういったフォローをするか、でこれからのラブプラスが決まってくる。逆に、ユーザーの予想を超えた対応をすれば、ユーザーが離れていく事はあり得ない。ラブプラスというコンテンツは、既にそこまでの規模に育っているのだから。
私は今回NEWラブプラスは全くの未プレイ。
前作も前哨戦まではプレイしたが、本作のメインとも言える恋人モードはほとんどプレイしていない。
まぁ…ものは試しとプレイしてみたはいいのだが、リアルタイム過ぎてカノジョと逢えるのがいつも深夜…。社会人には厳しいソフトかもしれないと思った。
なので今回は華麗にスルー。
余裕ができたら考えてもいいが、今はそれよりも夢中になれるものがある…と思いたい。
本日はホワイトデー。
ラブプラスで悲しい思いをした人もいるかもしれないし、リアルタイムで一喜一憂している人も多いだろう。
私は…ちょっと微妙な感じ。
規定イベントとして確実にこなした事はこなしたが、一部の反応が思ったよりずっとスルー気味だった為、入れた力ほどの手応えはなかったかな? と。その他は例年通り。可もなく不可もなく、そんな感じである。
…イヤ、手応えをホントに期待したい相手からは、ちゃんと暖かいものを戴きましたですよ、ハイ。
何はともあれ、ラブプラスが好きで好きでたまらない、という人は、これからのメーカー対応に期待だ。
内田シニアプロデューザーなら、きっとユーザーに応えてくれるハズだ。
3DSって、後付けで不具合パッチってあてられるのかな?
それともROM 交換?
まぁ。3DS すらもってない私には実害がないんですが、どう対処するのか気にはなりますね。
で、ホワイトデー微妙だったの?(爆)
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3DSは修正プログラムを後付けすることは出来ないのではないかと思う。
まぁ…詳しい事は分からないけど、最悪回収→再配布&再出荷というパターンかと。
私の今年のホワイトデーは全部が微妙という事ではないですよ。
例年通りのパターンもあるし、期待以上のパターンもありました。
ただ、一部だけ予想と違ってた結果があっただけです。
ま、それを微妙と表現するのも実は正しい表現とは言えないのかも知れませんが。
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