MacBook Proをずっと前から欲しいと思っていた。
実際、ちょっとしたWindowsノートPCを買う金額で、MacBook Proが買える時代になっている今、ノートPCを買おうと思えばそうそう無理をしなくてもMacBook Proを手にする事ができるワケだが、それでも買わなかった。
私の場合、そもそも今の環境でノートPCの必要性があるのか? という大前提がMacBook Pro購入を阻害してきたわけだが、新しいiPadが登場して以降、その画面の美しさを考えると、またしてもMacBook Proの必要性は低くなり、家で使うならiPadの方が綺麗で実用的、という状況である。
だが、次期MacBookはそうした問題を解決すべく、Retinaディスプレイを採用する可能性が出てきた。少なくとも画面の美しさでiPadを選んだ、という事はなくなるかも知れない。
この画像はMac OSのLionの最新版アップデートに収録されていた、アプリアイコンの超高画質版である。以前のアプリアイコンが512×512ドットである事を考えると、面積比にして4倍の1024×1024ドットのアイコンが収録されている。
これだけ大きなアイコンとなると、やはり次期MacBookはiPadの解像度を意識したものになるのではないか? という疑問は予測から確信へと変化する。
いろいろな所でも同じような事が言われてきた為、そろそろ次期MacBookのRetinaディスプレイ化は、本物の登場によって収束するのではないかと思う。
その登場時期だが、6月には登場するのではないか? と台湾Digitimesが情報を出してきている。
もしこの情報が本当なら、ノートPCから始まり、今のデスクトップモニターにも高解像度化の道が広がっていく。
つまり新たな道が待っている。
そう考えると、RetinaディスプレイはこれからのPCモニターの常識を覆すキッカケになるのではないかと思う。
それも、大げさでもなんでもない話として、である。